梅雨が明けた⁈
昨日、久しぶりに高校の山岳部の訓練があり、六甲南面を生徒たちと5時間くらい歩いてきた。絶対雨具が必要と思っていたのに、晴れ間の方が多い夏の酷暑日だった。月末に西穂高に連れていく準備ができてよかった。横 […]
“老いという冒険”
昨夜、買ってきたDVDを見て、つまらないと思いつつも、意地汚く最後まで見てしまい、1時半まで。それで5時間も寝られなかったし、高校の授業をうまくやれて、元気と疲れを同時に感じたからか、夕方事務所で一時 […]
“移動高校”構想
「この国は言葉から壊れてしまった」と、映画監督の石井裕也さんがインタビュウに応えていた。(毎日新聞、2021.7.7.夕刊)「崩れた社会を再生させるには、つまるところ言葉の力を取り戻すしかない。」と。 […]
2つの言葉に魅かれて
昨日の日曜日、梅雨空の下、やはり山歩きをし、新しい意欲がでた。(摩耶山の「みどりの聖域」という看板もよかった。)そして、二人の人の発言に魅かれ、やる気がもっと湧いてきた。 一つは、福岡伸一氏の「生命の […]
詩:文月
文月 ひとり「文月二日」だと喜んでいる。 外は全くの梅雨空で、旧暦なんて意味がないと思いもするが、 それでももう「秋」なんだ、半年頑張ってきたんだ。だから、 この鬱陶しい空の向こうに、 […]
「何がやりたいのか」
何か自分の好きなことをやっていくなら、いくらでもサポートするよ!――そう声を掛けられても、双子の姉妹は返事できない。やりたくないことは言えても、自分の「志」は正直わからないのだ。そうかと言って、このま […]
無尽蔵!
「いだき」から噴出するエネルギーは無尽蔵であることを確信したコンサートであった! そして、40数年前、先生の創始された「内なる命」の発露の手立てによって、われわれは救われたのだということを、改めて納得 […]
”学校力”
先日の応用講座で、“学校力”という言葉を戴いて、そうだ、良い学校を創立しよう! それがこれからのやりたいことだと、張り切った。そして、仲間に語ったら、「自然学校のような、多様性のある自由交流の場を、や […]
聖餐を得て!
夏至の琵琶湖湖畔、美しいコモンセンスがあふれる緑地。ここに集えた喜びをかみしめながら、コンサートに向かう。みんな「仲間」だという安心感もある。そしたら、前半のメッセージで、「波と風のセンス」を受け止め […]
「生死窮達は問うにも足らぬ」
はじめピアノの音に聴き入っていたら、それが止まった! 換気扇の音が邪魔だったようだ。そして、また異次元が始まり、わたしは、自分の鈍感さと軽率さと不明とを知った。この場がとても厳粛で、かつ寛容で、かつ鋭 […]
三つの問題を抱えて
「うちの高校最高齢なのに、山岳部の顧問で、いつもPCを駆使して教材を作っておられる、いやあ大したものですなあ!」と、古手の教師に言われ、うれしくなかった。このところ、「老化」が気になっていた(疲労感、 […]
民主主義の危機?
今日は、もう120回目になる表現の会(「バトコイア神戸」)に参加してきた。しかし、参加者は3名と最低であった。しかも、参加の有無を前もって知らせてきたのは、わたしだけとのこと。歌なり詩なり、演奏なりを […]
「やまと言葉”音源・語源学”(かなのおしへ)てびき」
先ほど家のポストに信貴山から郵便物が届いた。「もう何も残っていないが……」と、吉田修師のお孫さんに当たるKさんは言っておられたが、「先代が入場者に配布したものと思われる印刷物2葉」を送ってくださったの […]
信貴山へ
「人間の体は庇っていると、庇う前より弱くなってくる。」野口晴哉師がそう伝えている(『月間全生』6月号)ので、大事を取って、今日の日曜も休養日にしようと思っていた心が揺らぎ、短い山歩きをしよう、信貴山の […]
詩:路傍の紫陽花
路傍の紫陽花 国道の植え込みに一叢の紫陽花があって、梅雨空の街路を明るくしている 近寄って見れば、色褪せもあり、花弁も不格好なところがあるのだけれども こんもりと紫のいくつかの盛り上 […]
さてこれからどうするか
「妙に自信のようなものを感じて、気持が前向きになったのですが……。」 さっき双子の姉妹がやってきて、そう話す。なにしろ5月3日に、法隆寺から矢田寺まで歩き、ひと月のうちに、2度も県外に出向いたことが、 […]
なにがあっても!
前日の「高句麗伝説」で、元気回復したのに、今日(16日)はすっかり落ち込んでしまっていた。一つは、午前中、「オンライン詩の朗読会」を開催したのだが、参加者の詩が、何とも抽象的で、主題が読み取れなかった […]
自動詞の嵐
「現れる」「生まれる」「始まる」「蘇る」「つながる」……、「集う」もあった! 「何々が」と主語につながる自動詞ばかりが、(高麗先生が読まれる詩句から)耳に立ち、そして、わたしは元気を回復した!そうか、 […]
明日の奈良から再出発
コロナ禍で収入が減少、体力の減退(ちょっと有田だけで足が痛む)、授業上の失敗、貴重品の紛失、「グリーフ(悲嘆)の8の字」が下の方に行きがちで、なかなか意欲や歓喜の方に行かない。でも、明日の「高句麗伝説 […]
収穫
連休中にヘッセの『知と愛』を読んでしまったことが大きな収穫だったように思う。こんな名作を78歳になって読み、感動することが、ちょっと恥ずかしいことのようにも思うが、「思索」にはいつも栄養補給を欠かせな […]
詩:立夏の雨
立夏の雨 朝からの雨だが、どこか明るく、濡れても苦にならない 立夏という言葉の響きが、心にうれしさを齎してくれる 一昨日、矢田寺でもらった山菜煮のタケノコがおいしい 何人もの知人に手紙を […]
「嗁(さけ)ぶ」
塾に来ることは来たが、やる気のなさと体調の悪さを隠さない浪人生を、なだめすかして、「漢文ドリル」を音読させているうちに、かれの声がしっかりし、表情も蘇り、それどころか、クスクス笑い出し、ついに笑いに堪 […]
“メーデー”
5月1日は「メーデー」、労働者の日。そして、夏の到来を喜ぶ日。 労働者の団結と権利主張の機会、なんて今の日本では、コロナ以上に、人々は自分の問題と考えていないのだろう。わたしは別に組合員でも労働者でも […]
「八割が北風で、二割がやっと南風」
小野寺史宣の小説『ひと』の中で見つける。逆境の中で飲食店を維持する苦労を語る場面だが、言葉はふっと飛翔して、自分の今日の心に止まり、心を明るくしてくれる。コロナ禍の現状の中、うまくいかないことがあまり […]
「競争」「法律」「資格」が人を不自由にする⁈
あっという間に4月も下旬に。「コロナ禍」はおさまることなく、先行きは不安だらけ。わたしは、この間、大失策をしてしまったて、どん底だった。買ったばかりのノートPCを紛失してしまったのだ。「盗難」ではない […]