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アルゴリズム


先日の兵庫県知事選で、投票したい人がいなくて困った。結局、落選は明らかな民間人に投票したのだったが、双子の姉妹は、だれがいいのかわからないので、若い人に入れたら当選したと笑う。とにかく投票すべきと言ってた手前、苦笑するしかなかったが、なにか気持ちが落ち着かなかった。その上、アメリカ大統領選挙でトランプが選ばれた背後には、SNS大手が提供した「特別サービス」が功を奏したとの報告(橘玲『スピリチュアルズ』)を読んでいて、いまや人間の潜在意識でさえ、アルゴリズムによって容易に操作されてしまう時代なのだと知り、投票率さえ上げれば、なんて牧歌的なことでは済まないと考え込んでしまった。わたしは、「アルゴリズム」という単語の意味もよくわかっていない。辞書で引いても分からない。「算法」?「一種の演算手順」?膨大なデーターを即時に解析し、ある種の数値を示すことか。趣味や読書の報告から、その人の潜在意識まで分かってしまうという。フェースブックの「いいね!」とパーソナリティーを結び付ける手法らしい。
もちろん「アルゴリズム」ですべてが分かるはずはなかろう。その分からない部分を大切にするために、「いだき」が必要なのだというところで、小休止。

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