パラダイム・シフト
今日もさっきまで雨が降っていた。三日連続の雨だ。しかし、これも太平洋側の「水不足」を思えば、”恵みの雨”なのだ。「パラダイム・シフト」――ものの見方を変えることが、まず生きる力の第一歩かも。14世紀の […]
25年ごとの脱皮
阪神淡路大震災26年美の記念日、二つの表現の会に出て、歌い、詩を朗読し、仲間との交流を確かめてきた。「コロナ禍」の中、参加を控えた人、控えざるを得なかった人があり、7人くらいの集いであった。会食禁止に […]
「表現の会」を前に
明日の日曜に、「表現の会」が二つ行われる。自作の歌や民謡、そして詩の朗読をやるつもりだ。それに関して、昨日、以下の詩を書いた。 場違い みんなに比べて、あまりに下手で、音痴なものだから 参加者の中で、 […]
ある歌人の死
4年前、2017年6月8日に、32歳で自死した歌人、萩原慎一郎のことが気になっている。初めての歌集『滑走路』の出版直前に亡くなってしまった。いじめが原因で、精神的不調が続いていたとのことだが、どうして […]
詩を書いて
「自分の人生を大切に、真剣に生きてほしい!」 迎賓館コンサートの時のお話で、先生がそうおっしゃっていたのが、心に響いていて、今日は、二つの詩を書き、授業のノートを作り、塾の宣伝はがきを作り、自分に向か […]
生徒たちに意欲をもらう
今日から、わたしの三学期の授業が始まる。かれらは、12月21日に二泊三日の修学旅行として、岐阜高山に行ってきて、その表情は実に明るい。本来ならドイツへ行くはずだったのだが、そして、国内でも無理じゃない […]
「この一年」いだきに支えられて
「コロナ」に負けずに一年過ごせたのは、「いだき」のおかげです。ありがとうございます。 -1いだき講座 -①アントレ:04/16(東京)限界突破/Webを使って/サービスを見直す -②応用講座:02/0 […]
勉強するしかない
藤井貞和『〈うた〉起源考』と吉本隆明『共同幻想』をやっと読了!年末の成果と思いつつも。自分の不勉強さを思い知ってしまう。どうして現代人でも短歌を詠む人が多いのだろう、短歌と詩とはどこが違うのだろか。応 […]
救われる思い!
昨日もそうだったが、仙台のコンサートのライブ配信を視聴していたら、結ぼれていた心が開かれ、言葉にならない元気さが出てくるのに驚く。そして、この時期の定番、「この一年」(もう15年くらいやっている)を、 […]
弱音を吐かずに
やはり「コロナ禍」で経営難であることが、生徒数を一年見直してみてはっきりした。月ごとの生徒数の年集計は、310人ほどで、去年までの420人ほどと比べて、110人も少ない。そのうえ、学校閉鎖の2か月もあ […]
冬至
今日が一番夜が長く、明日から少しずつ昼が長くなる! 新しい生命の時代が来る期待に、まずは片づけと整理に取り組む。書類の整理や書架の整理である。(まだ明日もかかりそうだが……。)そう「新年」を迎える準備 […]
表現者として生きる
昨日は、京都出町柳の喫茶店での音楽会に参加し、今日は、午前中から神戸灘の歌の集いに参加し、歌を歌い、詩を朗読してきた。そして、「年甲斐もなく、なにをしてる⁈」と、何度か思うのだったが、別に疎まれている […]
来年は!
吉本隆明の『共同幻想論』を読んでいたら、占い師が当たらなくなり、元の貧乏になってしまったという「遠野物語」の民潭を引き、「自身が富むことで生活が雑になり」「共同幻想の象徴に心が集中させることがむつかし […]
詩:豊岡にて
豊岡にて 豊岡高校、12月16日、3時、教室の窓の向こうは、大雪で、今も降り続けている まず「五里霧中」の意味を尋ねる――ゴリラがバナナに夢中の写真を見せながら 文学とは? 「進路ガイダ […]
わからないこと
「GO TO全国で停止」と新聞もTVも大騒ぎだが、そもそもわたしには、この「GO TO~」について、不可解なことがある。なぜ、この時期に、みんなそんなに旅に行こうとするのか、会食をしたがるのか、という […]
またやり直す
年間3万人の自殺者数を何とかゼロにしたい思いで、自身の躁鬱賞を抱えつつ活動する坂口恭平さんの『苦しい時は電話して』(講談社現代新書)をたまたま読んだ。簡単に著者が言いたいことは、「だれかに話す。(「い […]
視力について
久しぶりに車を運転した。なに「高齢者講習」の実習で、指導教官の監視の下での運転だったのだが、普段原付しか乗っていないから、うまく運転できるかどうか緊張した。まあ、なにも指摘指導されることもなく、一時停 […]
カンニング
期末考査が始まり、監督のため、教室に入っていくと、一人の男子高校生がわたしの顔を見て、「オッ!カンニングできるぞ。」と言う。そんなに甘く見られているのかと不愉快だったが、そもそも「カンニング」(受験中 […]
本音を知らず……
7回のエベレスト挑戦をし、結局は、自死にも近い遭難死をした若者、栗城史多のことを書いた、河野拓の『デス・ゾーン~栗城史多(くりきのぶかず)のエベレスト劇場~』を読んだ。2004年のマッキンレー登頂から […]
愛の体験
「愛」は、縄文時代からの日本語ではなく、漢字の移入によって、新しい概念語として定着したのだ、「かなしむ」「いつくしむ」「あはれむ」……大和言葉の多くを美しく抽象化した素晴らしい言葉だけど、「性愛」「愛 […]
コンサート前夜
すっかり意欲をなくし、ほとんど“引きこもり”状態の浪人生に、明日のコンサートを勧めたが、うまくいかなかった。「一緒に行こう、チケットはこちらで用意してあげるから、とにかく行ってごらん。」と迫ったが、「 […]
詩:12月1日の夕べに
京都でのコンサートや講座が近づいてきた。いつもそうなんだが、身も心も擦り切ってきて、そして、再生することができるパターンだ。(日曜の応用講座には、どうしても行けず、「存在論」だけに参加させてもらいます […]
わが名が……!
先日も、『滑走路』という映画を見て、原作になった、歌人の萩原慎一郎(32歳で自殺)のことを思い、「いじめ」「非正規雇用」という過酷な現実生活の中で、「短歌」を詠み続ける現代人の存在が気になって仕方ない […]
“言葉の投網”にひっかからないように
豊かな感情を“言葉の投網”に引っ掛けてしまい、もがき苦しむ知人を何とか救い出したい。そう思っても、余計なお世話、能力不足の批判があることも承知している。しかし、これも「国語教師」の仕事と考えて、アプロ […]
詩:さびしさ
さびしさ コンビニの前につながれた大きな犬と目が合った きつね色のふわふわの毛と黒い大きな目がかわいい だが、そのときわたしの心には「さびしさ」が滲んできたのだった 愛着は孤独とつながっ […]