救われる思い!
昨日もそうだったが、仙台のコンサートのライブ配信を視聴していたら、結ぼれていた心が開かれ、言葉にならない元気さが出てくるのに驚く。そして、この時期の定番、「この一年」(もう15年くらいやっている)を、 […]
弱音を吐かずに
やはり「コロナ禍」で経営難であることが、生徒数を一年見直してみてはっきりした。月ごとの生徒数の年集計は、310人ほどで、去年までの420人ほどと比べて、110人も少ない。そのうえ、学校閉鎖の2か月もあ […]
冬至
今日が一番夜が長く、明日から少しずつ昼が長くなる! 新しい生命の時代が来る期待に、まずは片づけと整理に取り組む。書類の整理や書架の整理である。(まだ明日もかかりそうだが……。)そう「新年」を迎える準備 […]
表現者として生きる
昨日は、京都出町柳の喫茶店での音楽会に参加し、今日は、午前中から神戸灘の歌の集いに参加し、歌を歌い、詩を朗読してきた。そして、「年甲斐もなく、なにをしてる⁈」と、何度か思うのだったが、別に疎まれている […]
来年は!
吉本隆明の『共同幻想論』を読んでいたら、占い師が当たらなくなり、元の貧乏になってしまったという「遠野物語」の民潭を引き、「自身が富むことで生活が雑になり」「共同幻想の象徴に心が集中させることがむつかし […]
詩:豊岡にて
豊岡にて 豊岡高校、12月16日、3時、教室の窓の向こうは、大雪で、今も降り続けている まず「五里霧中」の意味を尋ねる――ゴリラがバナナに夢中の写真を見せながら 文学とは? 「進路ガイダ […]
わからないこと
「GO TO全国で停止」と新聞もTVも大騒ぎだが、そもそもわたしには、この「GO TO~」について、不可解なことがある。なぜ、この時期に、みんなそんなに旅に行こうとするのか、会食をしたがるのか、という […]
またやり直す
年間3万人の自殺者数を何とかゼロにしたい思いで、自身の躁鬱賞を抱えつつ活動する坂口恭平さんの『苦しい時は電話して』(講談社現代新書)をたまたま読んだ。簡単に著者が言いたいことは、「だれかに話す。(「い […]
視力について
久しぶりに車を運転した。なに「高齢者講習」の実習で、指導教官の監視の下での運転だったのだが、普段原付しか乗っていないから、うまく運転できるかどうか緊張した。まあ、なにも指摘指導されることもなく、一時停 […]
カンニング
期末考査が始まり、監督のため、教室に入っていくと、一人の男子高校生がわたしの顔を見て、「オッ!カンニングできるぞ。」と言う。そんなに甘く見られているのかと不愉快だったが、そもそも「カンニング」(受験中 […]
本音を知らず……
7回のエベレスト挑戦をし、結局は、自死にも近い遭難死をした若者、栗城史多のことを書いた、河野拓の『デス・ゾーン~栗城史多(くりきのぶかず)のエベレスト劇場~』を読んだ。2004年のマッキンレー登頂から […]
愛の体験
「愛」は、縄文時代からの日本語ではなく、漢字の移入によって、新しい概念語として定着したのだ、「かなしむ」「いつくしむ」「あはれむ」……大和言葉の多くを美しく抽象化した素晴らしい言葉だけど、「性愛」「愛 […]
コンサート前夜
すっかり意欲をなくし、ほとんど“引きこもり”状態の浪人生に、明日のコンサートを勧めたが、うまくいかなかった。「一緒に行こう、チケットはこちらで用意してあげるから、とにかく行ってごらん。」と迫ったが、「 […]
詩:12月1日の夕べに
京都でのコンサートや講座が近づいてきた。いつもそうなんだが、身も心も擦り切ってきて、そして、再生することができるパターンだ。(日曜の応用講座には、どうしても行けず、「存在論」だけに参加させてもらいます […]
わが名が……!
先日も、『滑走路』という映画を見て、原作になった、歌人の萩原慎一郎(32歳で自殺)のことを思い、「いじめ」「非正規雇用」という過酷な現実生活の中で、「短歌」を詠み続ける現代人の存在が気になって仕方ない […]
“言葉の投網”にひっかからないように
豊かな感情を“言葉の投網”に引っ掛けてしまい、もがき苦しむ知人を何とか救い出したい。そう思っても、余計なお世話、能力不足の批判があることも承知している。しかし、これも「国語教師」の仕事と考えて、アプロ […]
詩:さびしさ
さびしさ コンビニの前につながれた大きな犬と目が合った きつね色のふわふわの毛と黒い大きな目がかわいい だが、そのときわたしの心には「さびしさ」が滲んできたのだった 愛着は孤独とつながっ […]
会話向上のために
高校生たちと文章の解釈を巡って、意見を出し合い、分かち合い、読みを深める授業は実に楽しいのに、職員室に返ってくると、全くそういう会話がないのが面白くない。教員にかぎらず、大人たちが楽しく会話し、相手と […]
投票をスマフォで!
「民主主義」について、高校生に書かせていたら、一人の生徒が、「投票をスマフォでやれるようにしたら、いいのだと思うが、どうでしょうか。」と言ってくる。わたしが、まずは投票に行くことが民主主義の基本だねと […]
八風の教え
要玄寺川遡行 昨日、少し散歩をしようと思って、家(神戸市東灘区深江)の近くの要玄寺川を上流に向かって歩き出す。国道2号線や東海道本線などに遮られ、たびたび迂回しなければならなかったが、なんと「要玄寺」 […]
詩:万年筆ー丁寧に生きるために
万年筆 【たかが筆記具、しかし、丁寧に字を書き、丁寧に言葉を使い、丁寧に生きるために、 心を致すべきなのだと思う。どうもわたしは、軽率で、雑でいけないのだ。】 秋が深まった昼下がり 神戸 […]
詩:民謡研究家
民謡研究家 秋田の知人から、秋田音頭と西馬音内盆踊りの論考が届いた 流麗優雅な盆踊りのなかで歌われるラップのような音頭の不思議な組み合わせ この地の即興の掛け合いを長年研究してきたわたし […]
「奇蹟」を生きている!
「先生、この頃髪の毛が増えたんと違う?」という声を、二三人の高校生から聞き、半信半疑でいたら、昨日の「死について」で後ろに座ったNさんからも同じことを言われた。なんで、禿のことがそんなに気になるのかと […]
“トカトカトントン”
夜道をトントン歩いて帰る。意外に響かなかったけれど……。太宰治の『トカトカトントン』という作品を思い出す。あの音は、主人公に熱意を覚ます響きのように描かれていたが、キリストが磔にされるときの釘を打つ音 […]
体が軽くなった!
「大いなる愛」を体感させてもらいました。ありがとうございます。一緒に参加した双子の姉妹が、終了後、「とても気落ちよかった!何にか体が軽くなりました!」と言ってくれたのもうれしかった。みんな重い荷物を背 […]