“花”
上本町の駅前にクスの大木が数本あって、朝、通学すると、セミがもうやかましいほど鳴いている。ふと昨夜の講座のことを思い出し、かれらは一週間の命なんて考えもせず、ひたすら樹液を吸い、生殖を求めて生きている […]
「もの」と「こと」
よく使うのに意味も用法もあまりわかっていない言葉に注意させるのも国語教師の仕事の一つと思っていて、前から「もの」と「こと」については話題にしていたが、昨日改めて考えることができ、「仕事」も「こと」なの […]
「仕事をするとは?」
(古いデスクトップのPCがとうとうダメになってしまって、混乱の一週間だった。書き込みできることがうれしい!) 昨日も、事情があって、学校に行かず、「高認」を受けて、やっと病院に勤めることを得た41歳の […]
確かな一歩を歩めた。
高麗先生の書き込みを読んでいて、三か月ぶりに仙台のお住まいの掃除をされたという記事が目に留まった。当たり前と言えばそうなのだろうが、普段から気を付けておられるはずの高麗先生でも、ちょっと掃除しないでお […]
「ベーシックインカム」
もう18世紀から、功利主義者のミルたちによって、提唱され、今世紀になってからは実践と試行錯誤が続いている「ベーシックインカム」という経済対策案。経済に疎い私などは、最低限の補償を得て、やりたいことをや […]
小さな波紋から
学校の期末考査の監督中、「座って、何か作業をしていたが、それはカンニングを誘っている行為ではないか。」というクレームがあったと、教頭から叱責された。「起立して監督してもらわなければ、監督になりませんよ […]
ある思い
何かと多忙で、何かと疲れやすく、余裕のないまま、12日が過ぎてしまった。ここに書き込みをする気力をなくしているのが気になっていた。(血圧も体重も体温も毎日計測して、特段異常はないのだが、もう何時間でも […]
再スタート!
7月1日。いよいよ新しい年が始まるというのが実感。コロナ禍で振り回された半年を何とか乗り切り、これから展開のとき、V字改革のとき、新しい行動のとき、という気持ちがしている。しばらく休んでいた通信郵送も […]
反戦集会を思う
先日、埼玉の知人から『まぼろしのメット』という、1970年の安保闘争のときの写真集が送られてきた。「反戦反核」「安保をつぶせ」をテーマに、清水谷公園や、赤坂見附で、市民のデモ隊と機動隊が激突したときの […]
自分で考える
アーレントさんのように賢い人でないと、これから先は生きていけないのだろうか。昨夜の「存在論」で、そんな風にも思い掛けたけれど、そんな持って生まれた「賢さ」「性格」「運命」などに構わず、「空間からのエネ […]
なぜか気持ちは前向き
PCに向かいすぎたか、肩が凝り、歯茎が腫れ上がり、ものも食べられない状態になったので、水曜日に医者に行った。そして葛根湯を出してもらって、服用したら、いっぺんに直ってしまった。無理をしないようにはして […]
体調が悪くとも
昨日から学校が正常に戻り、いつも通りの授業になった。しかし、各クラスに一人か二人体調を崩して、保健室に行ったり、帰宅したりの生徒がいた。ドストエフスキーかだれかが言っていたが、人間、すぐに環境に慣れて […]
憂鬱ではなく
関西は昨日から梅雨入り。今日も鬱陶しい雨が降り続き、心も憂鬱かと言えば、そんなことはない。いま、中村文則の『逃亡者』を読んでいて、ある男が、“尊師”に浄霊を頼んでみたり、“リーダー”に「心の平穏」を与 […]
「老後」と言うけれど……
「金で狂った、空っぽな人生でした。」という作家(「ホームレス作家」を卒業した、と新聞に紹介されていた)赤松利市さん小説『犬』を読みかけて、「老後」のことが気になりだした。一時は年収2千万もあったのに、 […]
「この先に”いだき”がある!」
学校が変則的に始まって4日。生徒も教師もなれない日常にストレスを貯め、いま一つ、やる気スイッチが入らないでいる状態だ。そりゃ急に休みになってしまい、ろくに終業式も始業式もなく、やれ課題をやれ、やれオン […]
「世界を作り変えるために」
5月も終わり。「コロナ禍」の中、なんとか「正気」を失わずに生きてこれたのは、「いだき」のおかげ、自分の言動の結果、「こころの余裕」の働きと思っている。4/16の「アントレ」に必死に出かけたのが、大きな […]
ピンを見つける
アランの幸福論を、全く生きる意欲のない、それでももう15年も塾に来てる男性と、ゆっくり一節ずつ読んでいくことにした。その1は「名馬ブケファルス」。アレキサンダー大王だけが、あばれ馬を操るコツ(ピン)を […]
言葉を“刃”に
SNSによる誹謗中傷がもとで、若い女性が自殺してしまったらしい事件、真偽不明の情報拡散か、言論弾圧か、トランプさんとツイッター社との紛糾などがあり、「言葉を刃にさせぬため」(5.27.朝日新聞)の言論 […]
「三日間の余裕」
以前から、不思議に思っていたことは、イエス・キリストは、どうやって「たつき」を得ていたのだろうか。いつも奇跡を起こしたり、有徳者からの喜捨に頼ったりしていたのだろうか。「パンのみに生きるものにあらず」 […]
「からだ」の言い分
朝9時に知人から電話があり、急遽、山歩きに行くことに。と言っても、例の六甲南面を3時間ほど歩いただけだが、なにか「からだ」に良いことした感があり、夕方になって、頭痛と倦怠感を感じながらも、まあいいか、 […]
詩:”「コムにケーション」のホーム”にいる
「“コミュニケーション”のハウス」にいる ~コロナ禍の日々~ 星占いの本によると、今日5月20日は、 太陽が「“コミュニケーション”のハウス」にいて 対話が再起動するか、新しくはじまるのだとか また、 […]
「しのぎに草」除去
台風崩れの熱低のせいか、蒸し暑く、雨も降ってきて、「しのぎにくさ」が生い茂る。ただでさえやる気が出ない塾生の浪人生が、また「体調がすぐれない」と来なかった。それで、新しい教材を一つ創り、書架の整理をや […]
「結工房のなりたち」を読む
学校の会議が始まる間の待ち時間に、先日、京都の応用講座の際に、手に入れた「結工房のなりたち」を読みました。9年前の東北大震災以来、仙台や盛岡、そして山元町に「いだき」の拠点ができ、その取り組みの真摯さ […]
希望を持つ
佐藤優の池田大作研究を読んでいて、マルクス主義を背景にする総評が創価学会の侵入を嫌い、労組からの宗教弾圧が起きることに憤慨していた。ちょうど、帚木蓬生の『守教』を読み切って、明治維新を迎えてもなお、政 […]
11日の思い
昨日の朝、キッチンの水回りの部分を一生懸命磨いていて、光り輝くようになったので、満足げに眺めているところで、目が覚めた。塾生に、「変な夢を見たよ!」と言うと、「それは正夢ですよ。」という返答に、喜んで […]