「虚偽と安定」から遠く生きる!
私がこの風来坊の冒険家(白井氏)と知り合ったのは、昭和16年で、彼も私も当時の官憲、なかんずく軍部という狂人共に、強い嫌悪を感じていた。また私達は二人とも国際的な「出来損ない」の人間であ […]
『小川未明童話集』(岩波文庫)を読んで
なお、カチカチいっている時計の音は、しばらくの間、無邪気な子供らの笑い声に 聞こえました。(『小さい針の音』昭和2年) 「時計なんか、いらない。お天道さまさえあれば、た […]
詩:昨日土曜日の詩的報告
昨日土曜日の詩的報告 再度山山麓の高層住宅の窓から街を見下ろして、その高さに驚く津山の人 わたしは元町高架下で震災27年の神戸市と市民のことを考え、詩を読む 三田は播州文化圏、篠山は丹波文化圏と話す女 […]
「温泉にでも行ったら」
今日学校の授業中に携帯電話が鳴ったので、びっくりした(いつもは電源を切っておくのだが)。電話してきたのは、その学校の三年生で、「もう思い切って温泉に行ったら、すっかり“闇”が落ちて、すっきりし、またや […]
詩:もちまえ
もちまえ 「もともと持っている技能・性質」(『角川・国語辞典』) なんと荘子が「もちまえ」の大切さを論じていることを、先日、初めて教えてもらった 無用の用や胡蝶の夢で無為の道を説く思想家 […]
宗教と違う?
この塾のことを、昔一度か二度来た人に話したら、「あれは宗教とちがう?」とか言われたと、双子の姉妹が笑う。ひとは、ちょっと理解を越えることに出会うと、「宗教」呼ばわりして、警戒心を煽る。「えっ!どこが宗 […]
受験生を励ます
ちょっと「共通テスト」で思うような成績を取れなくて、「絶望」し、三日間も塾に来なかった二浪生が今日やっと来た。かれは山の上の住宅地から母親の送り向かいで通塾している体たらくだが、その母親も「しんどかっ […]
新しい靴を履いて
青い靴を履いて 宮崎隆(2022.1.19.) 新しい青い登山靴を履き、かれは家からまっすぐに山に登っていきました。かれの家は神戸の深江の海の近くですから、裏山から六甲連山に繋がっていけるのです。蛙岩 […]
27年目の震災記念日「忘」を巡って
昨日書くべきが、どうにも落ち込んでいて、今日になりました。 神戸市の東遊園地で、午前5時16分、震災を忘れないとの思いを込めて「忘 1・17」の形に並べられた灯篭の前で、参加者が黙とうした。と新聞は報 […]
生命の無限について
1/15の「高句麗伝説」をオンデマンドで視聴していて、「命は死で終わらない」とい言葉が今回は耳に残っていた。そして今日、昨日の「共通テスト・国語」の問題は、桧垣立哉『食べることの哲学』と、藤原辰史『食 […]
「大切にする」
中世の宣教師が日本に布教に来て、「神の愛」を日本語に訳せなくて、ついに「大切」とした話は有名であるが、わたしはもっといい日本語あるのではないかと思っていた。「もののあはれ」は本居宣長、「いつくしむ」は […]
詩:声について
声について 欠伸が周りの人に伝染するように 言葉は伝播し声は気持ちをシェアする 語れば、相手をこちらの魂にかぶれさせる 声さえ聴けば、その人と分かる不思議 声 […]
子どもに届く言葉を!
「学校はもはや子どもたちの生きられる場ではなくなってしまった。」 つい先日、いだきしん先生が「学校」「先生」批判をなさっていたが、もう40年前に、すでに林竹二という東北大学で名をはせた教育学者が発言し […]
高麗先生のメールに感謝
8日、9日付けで、PCに送られてきた高麗先生のメールで、不安・心配を乗り越えられたことのお礼を! 「コロナ禍第6波」の高まりに、やはり先生でも不安を感じ、気分まで悪くされたのであり、しかし、「大宇宙と […]
「意外なこと」
「一方でコミュニケーションの喜びとは、自分だけではなく相手の感情に変化が起きることの実感があります。 過去の学習を言語処理するだけのAIにその役目は果たせない。常に意外なことを言い続けるのが人間です。 […]
今から新生!
昨日の応用講座の最後に先生が、「今年も」と言いかけて、「今年からよろしく」と言われたことが印象的だった。「も」なら副助詞で反復、「から」なら格助詞で起点。何の気なしに「今年もよろしくお願いします」と挨 […]
言葉を越えて!
昨夜のコンサートで、言葉を越えた「真善美」を体得できた! 元旦の日は、雪の金剛山、葛城神社に初詣登山、そして、昨日は平安神宮に初詣。しかし、「祈り」の言葉は出なく、ただ頭を下げ、気を籠めただけであった […]
「歩く」効能
あまり気の進まぬ人と、今日も山歩きに出かける。今年30回目の山歩きだ。かれを嫌っているのでもなく、かれのきわめて「良識」的な価値観と神経質な感性がどうも合わない。しかし、「先生、月に一度は一緒に山歩き […]
(続報)
昨日、山に一緒に行った浪人生は、朝電話があり、「足が筋肉痛で、とても今日はいけない。明日にしてください。」とのこと。 わたしは、40日ぶりだったが、脚も膝もいたくない。かれの電話で、余計に元気になり、 […]
寒気晴天!
登るにしたがって、熊笹が白い粉のような雪で覆われ、ブナの木の樹氷が日に輝き、怪しいまでに美しい。昨夜来の寒波がクリスマスの翌日を、しみこむような美しい休日にした。11/23以来の山歩きだ。芦屋から西お […]
アガペー
うっかり、「男女の愛は重要だね。」と発言したら、若い人から、「なぜですか?」と反問されて、言葉に窮してしまった。わたし自身が「男女の愛」を全うせずにいるくせに、つい分かったようなことを言ってしまったか […]
17夜の月に見守られて
事務机の窓の向こうに、大きな黄色い月が見える。(19日が満月だったらしい。)今年もあと10日を切った。焦る気持ちを、その月が落ち着かせてくれる。「プロジェクト」(前に向かう、「投企」)どころか、いまの […]
詩:放下の旅
もうよそうじゃないか 車窓に流れる風景の中で そうも自分を傾けてみる もういいじゃないか 松山に向かう高速バスの中で そうも心に呟いてみる 愛媛大学に通う教え子と道後温泉に […]
男女の愛とは?
ドストエフスキーの『白痴』を、やっと読了!4回目にして、亀山郁夫さんの訳で、文庫本4冊。登下校の車中で、2か月くらいかかって。そして、茫然としている。その膨大な言葉と人間喜劇と悲劇に。さらに、ムイシキ […]
声を殺して生きていないか
「言葉の力」というとき、「声」の部分の大きさについて考えざるを得ない。先日新聞で、寝入っている子ども起こすのは、目覚ましの10倍は、「親の声」「名前」の方が効果的であるという実験報告があることを知った […]