“断捨離”をして
イダキの応用講座へ行く前に、塾スペースの“断捨離”をして、(塾生の手伝いもあったからだが)意外にスムーズに進み、この分だと引っ越しまでに間に合いそうなので、ホッとしている。とにかく「捨てる」(そうしな […]
“過激な言葉”が祟って
一味違う「国語の学び」を認知症の改善に役立てることはできないだろうかと、知人を介して、ある精神病院にアピールしに行ったのだったが、「ちょっと難しい」という返事が届いた。自分のやりたいことを言える機会と […]
“人物スケッチ”
髪の毛が少ない。年齢にしては、かなり顔が老けている。自分はすごいと信じ切っている。すぐに過激な言葉を使う。自分のことを面白いと信じ込んでいる。人に自分の意見を押し付ける。とち狂ったような、意味不明の意 […]
逡巡から決意へ
引越がこんなに大ごとだとは思わなかった。経費削減と経済再生のために、ここは一番変革のとき!と思い切ったまでは良かったが、蓄えのない孤老に障壁が高く、つくづく住みにくい世の中だと思った。しかも、やっと住 […]
風景を共有する人
肺がんの末期症状のおじいさんがいて、おばあさんが付き添っていた。息子たちはみんな東京に出ており、おじいさんが亡くなれば、おばあさんは長男に引き取られて東京に行くことになっていた。生まれ、育ち、嫁いで子 […]
五月雨に物思いをれば
「古今集」、紀友則の歌に、 「五月雨に物思いをればほととぎす夜深く鳴きていづちゆくらむ」とある。 平安朝の貴族も長雨の中、日々の物思いに沈んでいたのだろうか。一般に、「古今集」の歌は、写実ではなくて、 […]
「社会的な信用ゼロ」
昨日の「大安」の転居先決定の件は、保証人がないので、ダメ(になりそう)。最初から、そのことは言っていたのに、仲介業者が安請け合いしたのだ。それでも、「ほんとうに兄妹も親戚もないのか」と再確認するので、 […]
大安吉日
♪もうこの世にゃ住む家がありゃしない 高田渡の古い歌を口ずさみながら、今日も家探しをしていたが、なんとちょうどよい住処が見つかったのだ。親切な不動産屋と一緒に、「そろそろ決めないと……。」と話しながら […]
「ほんの小さな勇気の集合」
今日から、別の学校の「放課後講習」なるものに出かけた。頼まれれば、それがあまり稼ぎにならなくとも、とにかく引き受けることにしている。初対面の初授業ほどワクワクするものはない。ほんの少しの勇気はいるが。 […]
詩:走り梅雨
走り梅雨 この憂鬱は、昨日は晴れていたのに、今日降る雨のよう 沖縄の梅雨前線が北上して、曇りや雨の日が続くとのこと だがまだ本格的な雨の季節でもなく、気が早い心配なのかも あまり深刻でもなく、さりとて […]
“ダチョウ俱楽部が死んだ⁈”
スマフォを見ていた、隣の席の女の先生が「いやあ!大変だ、ダチョウ倶楽部死んだ!」と騒ぎだしたので、わたしは戸惑ってしまった。貴重な動物がどうかしたのかと思った。しかし、ほかの先生たちもスマフォに夢中に […]
詩:国語の力
国語の力 むしろそれは言葉の側から与えられる!――古田哲也『言葉の魂の哲学』 それとは「しっくりいく言い回しのこと」、「生成的に!」自分の意図を越えて! 大和の国は言霊の幸 […]
“オーディション”
俳優のSは、若い時、100回オーディションを受け、100回落ちた経験があるそうな。(昨夜のTV)今日のわたしは、まさにオーディションに臨む若きタレントであった。 久しぶりに明石海峡を通り、明石の伊川谷 […]
明日の挑戦
充分な水分補給が認知症の治療になる!という本(竹内孝仁著『薬に頼らず認知症を治す方法』)を読みかけた。明日、明石にある精神病院へ出かけ、わたしの「国語塾」活動に興味を寄せてくれる院長先生と話し合って、 […]
掃除が第一歩!
水回りのトラブルは、家運や運気を下げるとか、聞いたような聞かなかったよ言うな。一昨日、急に洗面台辺りの床が水浸しになっているので慌てた。どうやら洗濯機の排水パイプが穴から抜け落ちたらしいと分かるが、い […]
趣味じゃないよ!
わたしにとって「山歩き」は趣味ではない。また、ギターで歌うのも趣味ではない。まして、「国語サロン」も趣味ごとではない。この場合、カントの言う「美の判断力」として「趣味」でもないし、「仕事・職業としてで […]
「リベンジ消費」
兵庫県のコロナ感染者数も、今日は617名と明らかに減少傾向を示している。だから、昨日の有馬温泉の人出もすごかったのだろう。しかし、人々は「リベンジ消費」を意識しての行動なのだろうか。この言葉は嫌な言葉 […]
“みどりみじんの葉のもごさ“”
宮沢賢治の童話の言葉だったか、5月の山は緑一色、青い空からの光がまぶしい。久しぶり の登山は、体が戸惑いながら、それでも「歩く」ことの楽しさを満喫させてくれた。 緑の葉越しに降ってくるものは幸運! 緑 […]
憲法記念の日に新聞を読んで
朝日新聞の「憲法特集」を読んでいて、東大教授の石川健治さんへのインタビュウ記事が、一番わかりやすく腑に落ちた。伊藤博文以来の「立憲主義」の歴史が分かり、異質なものとの共存、外交による平和秩序の構築を目 […]
悩み多き高校生
なにか違和感を持つことが大事、何か自分とのズレを感じることが重要という評論文をやったので、その高校二年生たちに作文を課した。「自分の違和感について書いてみよう!」と。ほとんどの生徒が、わりと丁寧に書い […]
言葉の方から!
雨が上がって、気持ちの良い5月になったと思ったが、また、雨と風になり、しかも寒い。今日は“メーデー”なのに、季節も、労使も、ロシアも休戦しない。でも、わたしは、新しい一歩を踏み出せたようにも思う。それ […]
雑感
「プラトンは、その共和国から詩人を追放した。」――よく知られたことらしいが、今日初めて、本を読んでいて知った。なぜなんだろう。「陶酔」を嫌ったからか。『法律』を読まなければと思った。なにか重要なことを […]
肌で感じる
雨と風で、また冬に逆戻り。スクーターはダウンコートを着ていても寒い。「肌寒い」どころじゃない、と思って、また、日本語の可能性に気が付く。先日、NHKで、「皮膚は脳0」という、「皮膚」の素晴らしい機能を […]
サマリー演習
A「親子丼ぶりが喰いたい!」 B「カレーライスが食べたい!」 AとBとのサマリー(要約)文を答えなさい。もちろん、「親子丼ぶりかカレーライスを食べたい。」は、足し算だし、「昼食に何か食いたい。」は抽象 […]
「国語、ダルイ!」
ようやく慣れてきた高校二年生のクラスに入っていくと、教壇の机にそんなメモがあった。「だれが書いたのかな?」と笑いながら言うと、後ろの席の元気よさそうなAが、「先生、それはBが書いたんですよ。」と告げる […]