“盆休み”
体のメンテナンスと思って、前に通っていた内科に行くと、大勢の患者であふれていて、神戸市内の別の医師のところへ行く。 しかし、その医者は「もうお年ですから」を繰り返すばかりで、「言葉で心を養う」ことにつ […]
昨夕の三つのことから
昨夕、遊びに来た浪人生が帰って、なんとなく気持ちが乱れていたら、高槻の「言葉サロン」の人から電話があり、「今夕ですが……。」と。 すっかり忘失してしまっていて、自分のダメさに落ち込む。 二つ目は、日 […]
「テロまた然り」?
山上容疑者の銃弾が、図らずも政治の闇と世の中の問題点を明示したのは間違いない——だから、「テロ」また然り! そういう声が、昨日の表現の集いのとき、聞こえてきた。今では貴重とも言うべき、「左翼系」の人び […]
「活字が読みたい!」
願い事を紙に書いて短冊にすれば、願いはかなう! そう聞いて、「願い事レッスン」を実施している。双子の姉妹とSNSで知り合い、わたしのことを知った神奈川の女性が、オンラインでの授業を申し込んでこられ、も […]
77回目の原爆忌
朝から広島の原爆忌の中継を見ていて、「空しさ」が心に染み込んでくる。これだけ人々が核の恐ろしさを訴え、指導者がその廃絶を誓うのに、現実は、ますます核爆弾の使用が身近に迫って、ミサイルが空を飛び交ってい […]
微妙な差異(わたしの気持ち)
その古い教え子のAさんは、俳句や短歌を愛し、新聞や雑誌に投稿し、もう入賞常連の域らしく、掲載紙などを時々送付してくれる。 神戸の震災で父を亡くし、母親の介護に専念した生活を書き留め、歌い、時には意見 […]
「ある種の誠実さ」をこめて
朝、まず近くに住む大家に手紙を書いた。壊れた風呂釜の修理が終わったことの報告と、先日、無断で三日間、登山に出掛け心配をかけたことへの詫び、そして、詩を数編。素直に境遇と、いまに気持ちを伝えたかった。で […]
「願いは言葉に出せばいい!」
「実際注意を集めて願いを籠めれば、どんな願いでもかなうのです。」——整体を創始された野口晴哉師の言葉だ。「願い事がなくなれば死ぬ。新しい欲求が生じないものは腰が抜けている。」新しい欲求で、子どもたちの […]
たかが言葉(Just Words)
われわれは、いつも「言語ゲーム」に参加し、勝ったり負けたりしている。相手が指示通りに動いてくれれば喜び、相手の何気ない物言いに傷つき悲しむ。だが、それが意外に「言葉の暴力」の駆使であり、各自の「本音」 […]
呼びたいように呼ぶ
「ストレスを感じないのはひたすら黙々と淡々といだきをお伝えするために働くこと」という今朝読んだ、高麗恵子先生の掻き込み(「生命の声」)に救われた。夜になると、ストレスとまで行かなくともモヤモヤした思い […]
“一日は再び朝(晨)になりがたし”
有名な「時に及んで当に勉励すべし、歳月人を待たず」に続く、陶淵明の「雑詩」の一節。 昨日読んだ、出口治明さんの『復活への底力』にあったのだ。 同氏は、「励むべきは勉強じゃなく、人生の楽しみ」と解 […]
朝に言葉を編む
朝刊のスクラップから一日が始まる。今朝は、「体の疲れは脳の疲れ」という記事が目に留まった。自律神経の疲弊に気を付けねばならないとのこと。部屋は涼しく、エアコンは25度くらいがいい。ともかくエアコンを設 […]
山と言葉
夜、山岳部のミーティング。初めての2500ⅿ越えの高校一年生Aに感想を求めた。 「えっ! いや……。先輩から先にどうぞ。」そう言って、かれは困惑の表情を示す。 「A、それは違う。」すかさず、もう一人の […]
異質な人に出会ってこそ(国語塾日記)
大谷翔平、羽生ゆずる、藤井聡太……、まじめな天才、みんなの憧れの的。 だれもが否定しないし、親近感さえ抱く。 ただ、あの人たちは、自分とは違う。 異才の持ち主、超人なのだから、同日の談で語れる人じゃ […]
因果律を越えて
なんと背中の痛みが消えている! 昨日の二つの講座と講演会に出席した賜物だ!――と思うのは、やはり「認識論(因果律的考察)」になるな、と思って苦笑する。だから、最初に質問した人の気持ちは分かる。なにか禍 […]
背中の痛み
ここ数日、背骨が痛む。仰臥していて、起き上がるのがつらい。腰ではなく、首でもなく、まさに脊椎5番6番辺り、消炎剤を塗布するも、夜寝るといけない。もうそれだけで、気が滅入り、絶望に近づいてしまう。もう年 […]
茶色の音響
(いつもそうなのだが)昨夜のコンサートは、これまでとは全く違う体験であった。「覚醒」でもなかったというのは言い過ぎかも、しかし、「癒し」ではなかったし、「意欲充満」でもなかった。なにか開催そのものが危 […]
見晴るかす緑洋(緑の海)
個人的にも限界状態、社会的にも問題山積、なのに仕事の停滞……。なにのんきに山歩きしているのかと、まじめな自分が渋い顔をしているけれど、昨日は夙川の河口の海から遡行して、全長6.7㎞、高度309mの源流 […]
源流行
やはり「夙川遡行」に、これから出かける。25日から北アルプス表銀座へ山岳部の夏山行に付き添うこともあり、歩いておきたいこともあるが、今朝のKKWSで、高麗先生の「欲求」に忠実であることの大切さがわかっ […]
“例文つくり”
「引き籠り」や「発達障害」などで、言葉を失っている、発言力が弱い人たちに、どういうレッスンが有効か。手探りの毎日だ。昨日も、 「きずな」「期せずして」「奇想天外」「気息奄々」「忌憚のない」「几帳面」… […]
詩:凶行
(なぜかここ数日、ひどく疲れてしまって、目もショボショボして、「書く」意欲も、「生 きる」力も弱まっていました。) 凶行 政治信条に基づくテロでもなく、祖国や郷土のための義憤等でもなく […]
2つのプラス!
やっとインターネット接続(これまでは携帯電話のテザリングで代行していた)ができ、エアコン設置(風通しの良さと金のなさで見送っていた)ができた。 どちらも人の親切ゆえに。回線の工事が終わったが、どうして […]
マイノリティー支援
今日大阪で開催した「国語塾」は4人だったが、そのうちの一人は、源氏名香月ヒカルとういうバーの経営者で性別の分からない人だった。そして、カレは、全く勉強や活字とは縁遠い人で、サーフィンで海で遊ぶの大好き […]
「幼い日」
夙川公園、片鉾池のほとりに、八木重吉の短い詩が刻まれている。「幼い日」―おさない日は/水が もの言う日/木が そだてば/そだつひびきが きこゆる日―と。 そこを通って夙川駅に行き、芦屋川から、高校生の […]
忘れたふりか
そのニューズは、授業中、こっそりスマフォを見ていたであろう生徒の声から知ったが、職員室でPCから概要を得た。「やはり関西には恨んでいる人も多いしなあ。」とつぶやいたら、隣席の女性が呆れたような顔をして […]