「超越」を目指して
とうとう学校の運動部の生徒のコロナ感染が分かり、学校がその対応に追われていた。今のところ感染者は1名だが、73名にバスケット部員全員が31日までの自宅待機になった。二人休んでいるクラスで、「紙の本」か […]
ひたむきな情熱
先日新聞で、作家の久木綾子さんが、7/13に100歳で亡くなれていたことぉ知った。この人、89歳で処女小説『見残しの塔』を出版され、その2年後に『禊の塔』を出された。二冊も読んだが、やわ […]
雷雨あり
空は暑い夏空のままなのに、いきなり一陣の風と共に、大粒の雨が降り出し、すごい音の雷が落ちる。昨日から、盛岡のコンサートを視聴しながら、一時間ほど寝ることが、わが酷暑対策になっている。おかげで体調を維持 […]
認知機能検査88点
「一時停止」しなかったことがあって、切符を切られ、昨日、警察から呼び出し状を持って、「臨時機能検査」に行ってきた。16枚の絵を見せられて、これを覚えて書き出すのだという。簡単なこと、と思っていたらすぐ […]
「手を抜かないで」
「手を抜かないで仕事をしてさえいれば、きっと読者は待っていてくれるだろう。」山本周五郎の励ましの言葉だと、沢木耕太郎が『旅のつばくろ』(随筆集)に記しているのを読んだ。もうじっとしていても汗がにじんで […]
「75年目の終戦記念日」
その時はわたしは2歳4か月。なのに、親たちが「もう夜、窓を開けて寝られる!」と喜んでいたのを覚えている。何か「狂気」が終わったんだと体がわかっていたのかも。あれから75年、ひとは少しはまっとうに生き、 […]
“山の日”のコンサート
浅間山に登ってから、芸術劇場に向かう。いっそ高尾山まで行ってこようかと 思ったが、府中市の地図に三角点(79.6m)までついている「山」があったので、 そこへゆくべき「導き」のようなものまで感じ、酷暑 […]
大きな存在になりたい!
学校の方は、昨日から短い夏休みになった。(8/17~二学期)同僚たちは、「夏休み」がない経験が初めてらしく、もうんざりしてしまっている。気力がまるでない。今日は、表現の集いがあったが、参加者は3人だっ […]
「人生万事塞翁が馬」
今年は明日までが一学期。(8/17から2学期)そして、コロナ禍で、いつもの年の夏ではない感じ。酷暑はひどく熱中症も侮れない。「先生、目が死んでますよ。」と柔道部の元気坊主に指摘される。睡眠と休養と食事 […]
反省
先日、「働いて生きる」概念がないから、生きていくことに意味を持ちにくい、と苦しむ双子の姉妹に対して、どう語りかけたらいいかわからない、と発言したが、ALSの女性患者の嘱託殺人事件への思いとがやっとつな […]
改めて「死」について考える
「死について」の講座の翌日に、「脳死問題」を扱った文章の読解を迫られるとは!浪人生のY君が、「どうにも読解できないので教えてくれ」と、東大の過去問(1998年)西谷修「問われる『身体』の生命」の一節を […]
“花”
上本町の駅前にクスの大木が数本あって、朝、通学すると、セミがもうやかましいほど鳴いている。ふと昨夜の講座のことを思い出し、かれらは一週間の命なんて考えもせず、ひたすら樹液を吸い、生殖を求めて生きている […]
「もの」と「こと」
よく使うのに意味も用法もあまりわかっていない言葉に注意させるのも国語教師の仕事の一つと思っていて、前から「もの」と「こと」については話題にしていたが、昨日改めて考えることができ、「仕事」も「こと」なの […]
「仕事をするとは?」
(古いデスクトップのPCがとうとうダメになってしまって、混乱の一週間だった。書き込みできることがうれしい!) 昨日も、事情があって、学校に行かず、「高認」を受けて、やっと病院に勤めることを得た41歳の […]
確かな一歩を歩めた。
高麗先生の書き込みを読んでいて、三か月ぶりに仙台のお住まいの掃除をされたという記事が目に留まった。当たり前と言えばそうなのだろうが、普段から気を付けておられるはずの高麗先生でも、ちょっと掃除しないでお […]
「ベーシックインカム」
もう18世紀から、功利主義者のミルたちによって、提唱され、今世紀になってからは実践と試行錯誤が続いている「ベーシックインカム」という経済対策案。経済に疎い私などは、最低限の補償を得て、やりたいことをや […]
小さな波紋から
学校の期末考査の監督中、「座って、何か作業をしていたが、それはカンニングを誘っている行為ではないか。」というクレームがあったと、教頭から叱責された。「起立して監督してもらわなければ、監督になりませんよ […]
ある思い
何かと多忙で、何かと疲れやすく、余裕のないまま、12日が過ぎてしまった。ここに書き込みをする気力をなくしているのが気になっていた。(血圧も体重も体温も毎日計測して、特段異常はないのだが、もう何時間でも […]
再スタート!
7月1日。いよいよ新しい年が始まるというのが実感。コロナ禍で振り回された半年を何とか乗り切り、これから展開のとき、V字改革のとき、新しい行動のとき、という気持ちがしている。しばらく休んでいた通信郵送も […]
反戦集会を思う
先日、埼玉の知人から『まぼろしのメット』という、1970年の安保闘争のときの写真集が送られてきた。「反戦反核」「安保をつぶせ」をテーマに、清水谷公園や、赤坂見附で、市民のデモ隊と機動隊が激突したときの […]
自分で考える
アーレントさんのように賢い人でないと、これから先は生きていけないのだろうか。昨夜の「存在論」で、そんな風にも思い掛けたけれど、そんな持って生まれた「賢さ」「性格」「運命」などに構わず、「空間からのエネ […]
なぜか気持ちは前向き
PCに向かいすぎたか、肩が凝り、歯茎が腫れ上がり、ものも食べられない状態になったので、水曜日に医者に行った。そして葛根湯を出してもらって、服用したら、いっぺんに直ってしまった。無理をしないようにはして […]
体調が悪くとも
昨日から学校が正常に戻り、いつも通りの授業になった。しかし、各クラスに一人か二人体調を崩して、保健室に行ったり、帰宅したりの生徒がいた。ドストエフスキーかだれかが言っていたが、人間、すぐに環境に慣れて […]
憂鬱ではなく
関西は昨日から梅雨入り。今日も鬱陶しい雨が降り続き、心も憂鬱かと言えば、そんなことはない。いま、中村文則の『逃亡者』を読んでいて、ある男が、“尊師”に浄霊を頼んでみたり、“リーダー”に「心の平穏」を与 […]
「老後」と言うけれど……
「金で狂った、空っぽな人生でした。」という作家(「ホームレス作家」を卒業した、と新聞に紹介されていた)赤松利市さん小説『犬』を読みかけて、「老後」のことが気になりだした。一時は年収2千万もあったのに、 […]