「コロナ」は禁句⁉
教室で授業が始まっても寝ている男子生徒に、「おい、コロナにでも罹ったのか。」と声を掛けたら大騒ぎになってしまった。笑い声とともに「先生、それは言っちゃいけません!」としたり顔でいさめる奴ももいる。まる […]
妙見紀行
妙見口駅から花折街道を経て、上杉尾根を登る。森の中の急坂だけれど、時折涼しい風が吹くので、一気に山を歩く喜びに浸る。「ああ、来てよかった!」という思いに顔がほころぶ。大勢の人が上から下りてくる。みんな […]
“トウモロコシ・パーティー”
例の自閉症気味の双子の姉妹と、”トウモロコシ・パーティー”をやり、やっと望みを果たす。彼女たちが律義にco-opでトウモロコシを買ってきてくれたので、さっそく先日先生の教えてく […]
A4用紙一枚で
「どんな問題でも、A4用紙一枚に書き表すことができれば、8割は解決している。」と言った人がいるそうだ。『発達障害サバイバルガイド』(借金玉著、ダイアモンド社)何かを創り出すための根源的なツールは「知識 […]
打つ手はないが……
「心クリニック」に電話してくれと本人が苦しそうに言うものだから、そうすると、「今日受けつけなさっても、二週間後しか予約は取れません。また、20歳未満の人の場合は、親のの同席が必要です。」とのことであっ […]
驟雨あり!
体調が悪く、やる気が出ず、“死に至る病”の浪人生が、やっと塾に来たので、やれやれと思うが、顔色も優れず、声も弱く、憔悴しきっている。「お母さんは、何も心配なさらないの?」と聞くも、「何もわかろうとして […]
言葉との出会い
「失うものが何もなくなった!」 向こうからくる高校生が、大きな声で友達に話しかけていた。相手は、どう答えていいのかわからないような顔をしている。とまた、そう言うのだった。明るく楽しそうに。――それだけ […]
動きを生む講座!
昨日の二つの講座で、強く心に残ったことは、 ① たとえば、新聞の小さなコラムにも、「超越」のヒントがある! ② 先生がその人に対応なさっているだけで、その人の体が改善される! の二つだった。もちろん、 […]
「超越」を目指して
とうとう学校の運動部の生徒のコロナ感染が分かり、学校がその対応に追われていた。今のところ感染者は1名だが、73名にバスケット部員全員が31日までの自宅待機になった。二人休んでいるクラスで、「紙の本」か […]
ひたむきな情熱
先日新聞で、作家の久木綾子さんが、7/13に100歳で亡くなれていたことぉ知った。この人、89歳で処女小説『見残しの塔』を出版され、その2年後に『禊の塔』を出された。二冊も読んだが、やわ […]
雷雨あり
空は暑い夏空のままなのに、いきなり一陣の風と共に、大粒の雨が降り出し、すごい音の雷が落ちる。昨日から、盛岡のコンサートを視聴しながら、一時間ほど寝ることが、わが酷暑対策になっている。おかげで体調を維持 […]
認知機能検査88点
「一時停止」しなかったことがあって、切符を切られ、昨日、警察から呼び出し状を持って、「臨時機能検査」に行ってきた。16枚の絵を見せられて、これを覚えて書き出すのだという。簡単なこと、と思っていたらすぐ […]
「手を抜かないで」
「手を抜かないで仕事をしてさえいれば、きっと読者は待っていてくれるだろう。」山本周五郎の励ましの言葉だと、沢木耕太郎が『旅のつばくろ』(随筆集)に記しているのを読んだ。もうじっとしていても汗がにじんで […]
「75年目の終戦記念日」
その時はわたしは2歳4か月。なのに、親たちが「もう夜、窓を開けて寝られる!」と喜んでいたのを覚えている。何か「狂気」が終わったんだと体がわかっていたのかも。あれから75年、ひとは少しはまっとうに生き、 […]
“山の日”のコンサート
浅間山に登ってから、芸術劇場に向かう。いっそ高尾山まで行ってこようかと 思ったが、府中市の地図に三角点(79.6m)までついている「山」があったので、 そこへゆくべき「導き」のようなものまで感じ、酷暑 […]
大きな存在になりたい!
学校の方は、昨日から短い夏休みになった。(8/17~二学期)同僚たちは、「夏休み」がない経験が初めてらしく、もうんざりしてしまっている。気力がまるでない。今日は、表現の集いがあったが、参加者は3人だっ […]
「人生万事塞翁が馬」
今年は明日までが一学期。(8/17から2学期)そして、コロナ禍で、いつもの年の夏ではない感じ。酷暑はひどく熱中症も侮れない。「先生、目が死んでますよ。」と柔道部の元気坊主に指摘される。睡眠と休養と食事 […]
反省
先日、「働いて生きる」概念がないから、生きていくことに意味を持ちにくい、と苦しむ双子の姉妹に対して、どう語りかけたらいいかわからない、と発言したが、ALSの女性患者の嘱託殺人事件への思いとがやっとつな […]
改めて「死」について考える
「死について」の講座の翌日に、「脳死問題」を扱った文章の読解を迫られるとは!浪人生のY君が、「どうにも読解できないので教えてくれ」と、東大の過去問(1998年)西谷修「問われる『身体』の生命」の一節を […]
“花”
上本町の駅前にクスの大木が数本あって、朝、通学すると、セミがもうやかましいほど鳴いている。ふと昨夜の講座のことを思い出し、かれらは一週間の命なんて考えもせず、ひたすら樹液を吸い、生殖を求めて生きている […]
「もの」と「こと」
よく使うのに意味も用法もあまりわかっていない言葉に注意させるのも国語教師の仕事の一つと思っていて、前から「もの」と「こと」については話題にしていたが、昨日改めて考えることができ、「仕事」も「こと」なの […]
「仕事をするとは?」
(古いデスクトップのPCがとうとうダメになってしまって、混乱の一週間だった。書き込みできることがうれしい!) 昨日も、事情があって、学校に行かず、「高認」を受けて、やっと病院に勤めることを得た41歳の […]
確かな一歩を歩めた。
高麗先生の書き込みを読んでいて、三か月ぶりに仙台のお住まいの掃除をされたという記事が目に留まった。当たり前と言えばそうなのだろうが、普段から気を付けておられるはずの高麗先生でも、ちょっと掃除しないでお […]
「ベーシックインカム」
もう18世紀から、功利主義者のミルたちによって、提唱され、今世紀になってからは実践と試行錯誤が続いている「ベーシックインカム」という経済対策案。経済に疎い私などは、最低限の補償を得て、やりたいことをや […]
小さな波紋から
学校の期末考査の監督中、「座って、何か作業をしていたが、それはカンニングを誘っている行為ではないか。」というクレームがあったと、教頭から叱責された。「起立して監督してもらわなければ、監督になりませんよ […]