春を感じる朝に(手紙)
昨日は、まだ19歳なのに、いくら言って聞かせても分からない青年に、すっかり腹を立てていました。(かれは一浪生で、この春の再挑戦が全くダメで、「何でですか⁉」とお門違いの電話を何度もしてくるのです。)そ […]
至福のとき
やっと「愛のしほり」に会えた! まさに春の光溢れる「高麗ギャラリーカフェ」にて。“柳”という名のケーキと共に飲んだ、そのコーヒーは、愁いを溶かし、しなやかに生きていることの喜びを表わす味がした! 実は […]
今夜も元気一杯!
いま、梶井基次郎の『檸檬』を高校2年生の教材にして、とても難儀している。98年前の三高生の病気と鬱屈と不安が、あまりにも現代の若者の心境とかけ離れているように思って、修辞の巧妙さもうまく説明できず…… […]
「思考停止」から抜け出す
伊坂幸太郎の『魔王』を読んだ。不条理と不安と刹那主義の世の中、そこへ忍び込む全体主義的うねりに対して、何とか個人で立ち向かおうとした兄弟の物語だが、わたしの気に入ったのは、主人公がいつも「考えろ、考え […]
「死について」雑感
88歳になる秋田県の老女から長電話あり。何でも「夢にも思っていなかった薬の副作用」で、パーキンソン病になりかかり、死の苦しみを味わい、更に腰の圧迫骨折などもあり大変だったが、ようやく小康状態になった、 […]
居心地の良いところ
昨日、芦屋のS夫人の「上映会」で、『響』の中の先生の言葉、「苦しい人に会うと、こっちが苦しくなるのです。仕方ないから、それを受け止めて音にするのです。」という部分が妙に心に残った。もう7回くらい見てい […]
山の神に頼まず
JRの駅から陽光の住宅街を山の方へ上っていくと、軽快な足音が後ろから迫ってくる。しかし、それは川向こうのテニスコートからのボールの音であった。それでフウッと心が軽くなる。体内の生きる力が解放されていく […]
詩:「立春」
「立春」 そうか、今日は節分、明日は立春なのだ 暦の上のことなのに、心に色めくものが! 言葉がみずみずしい生命感覚を導いてくれる! たしかにこのところ鬱屈と不安がひどい 当 […]
「学校school?」「はて、どういう意味でしょうか」
マルクスの『資本論』を2回読み、ずっと持ち歩いていたという、ウイリアム・モリスの『ユートピアだより』を読みかけて驚いた。主人公が紛れ込んだ新しいイギリス社会では学校がないのだ。「教育」educatio […]
寒波の中の熱気
さる25日、大雪で学校が休校になり、時間ができたので、斎藤幸平著『ゼロからの「資本論」』を読んでしまい、これは重要な知識と思って、A4用紙5枚の「読書メモ」を作成する。一日がかりだったが、知的な橋頭保 […]
「現在どの程度幸せですか」
市の高齢介護課から「介護予防・日常生活圏域ニーズ調査」というアンケートが來。その中の「7健康について」の2項目がこの質問。「とても不幸」が0点で、「とても幸せ」が10点。1項目の「健康状態」では、「ま […]
Rofute finding
Route finding 「道を見つけること」――これが山歩きの基本である。「道を問う」よりも、自力で道を見つけていく能力。それがまだわたしにはあった! 東六甲の南側にいくつかの支尾根が走っているが […]
「野心」を燃やそう!
サマーセット・モームの「世界十大小説」の一つ、バルザックの『ゴリオ爺さん』をやっと読んでしまう。今から210年も前のフランス・パリを舞台に繰り広げられる人間悲喜劇だが、現代の人間にも、それこそ「刺さる […]
“シングアウト”
“シングアウト” めぐる春の水光る/川のほとりのネコヤナギ 春を告げる花なのに/心をひらく人はなし 同じ土同じ草/変わりはないのか悲しいぞ 人は去り時は流れ/変わっていくのか悲しいぞ ( […]
白鷺の白い羽に
冬枯れの夙川に佇んでいる白鷺の、その純白ぶりに打たれてしまった。どうして汚れることも、みすぼらしくなることもなく、あんなに真っ白なのだろうか。その白い光が黙示禄のようにも思えて、あれは「命の光」なんだ […]
書いて、書いて、書いて!
神戸の大震災から28年目。思えば、あの頃から「ひとり」だったのだ。その前の年、母が死去し、関東大震災以来、地震のことを怖がっていた人に、恐怖を味わせることがなくてよかったと、まず思ったこ […]
夜の御所を横切って
多分、わたしにとっては、初めての二日連続「高句麗伝説」。昨日からの高揚がさらに深まり、「五女山行」が目前に迫った感覚に。久しぶりの京都府立文化芸術会館。行きは京阪出町柳から歩いたが、帰りは、一度通てみ […]
越えていく力
世間の常識では「無理」なことであり、ひとは変わらないのが「事実」であっても、ここに来れば、運命からは解放され、宿命的なことも変容できる!でも、即効的で効能的な利益ばかりを求めるのは何となくはしたない。 […]
“鹿電車”に乗った!
学校の3学期が始まった。帰途、上本町から電車に乗ろうとすると、なんと鹿電車がやってきた。奈良公園の宣伝なんだろう、全車両ラッピングされ、車内にも大きな鹿が描かれ、吊革にも鹿がついている。4年前の遭難野 […]
“この一年”
もう20年近く「この一年」を続けている。一年間の日記やノートをもとに、あらためてまとめ直す作業であるが、なかなか大変で、いつも年末の大仕事になる。ただ、今年ほど、この作業をやってよかったと思ったことは […]
詩:”閲兵”
〔何があっても強く美しく生きるために、「掃除・整理」、「書く」が武器になることを確認しました。〕 “閲兵” 書架にきれいに整理した本が並んでいるのを眺めて まるで前線に出征する将兵を閲兵する将軍の気分 […]
師走の煤払い
自分の無知ぶりも無能ぶりも、そして、精神の弱さも、さらには生活態度のだらしなさも、すっかり掃除してしまった。いや、掃除してもらったというべきか。そして、不思議にさわやかで、やる気十分! とにかく、昨夜 […]
「新オキシトシン」
とても真摯な感じと深い哲学的思索を導くようなコンサートだった。「生命の美しさ」の前では、科学的な分析やしたり顔の情報も、すっ飛んでしまい、「どこまでも続く愛」こそが、わたしたちを導いてくれる恒星なのだ […]