「全い」の読み方
「全い」ってどう読むのだろうか。「全い」白いコーヒーって、どんなものだろう。ふつうには、「まったし」で、「すべてそろっていて不足のないさま」を意味する。また「またい」という語も中世の狂言に出てくる。「 […]
沖縄のこと
とうとう土砂投入が始まるという。現地の人々の反対を押し切って、なぜ辺野古に基地をつくろうとするのか、政府の意図が理解できない。日米安保条約や地位協定を盾に強引にやろうとする強い意志ばかりが見えて、沖縄 […]
「離脱」
先日の応用講座で先生が、「早く離脱したかったのだ。」と言われて以来、頭に「離脱」がこびりついている。何か哲学用語なんだろうか。やっと読んだ『アナキズム』(栗原康著、岩波新書)の中にも散見する。アナルコ […]
美しい月に近づく!
大きな月があまりにも美しいので、つい東の方へバイクを走らせてしまう。この金色の月の光に繋がって安心できる在り方こそ、昨日の応用講座と存在論の受講の成果のように思える。これまでとは違う道を見つけたのだと […]
詩:予感
今年初めて銀杏並木に出会ったような気がする まだ緑の残っているところもがあるが健気に黄葉して ひんやりした秋の空に向かって、ある方向を示している 愛についても、命についても、体についても わたしには分 […]
今日の喜び
今年も秋田からリンゴが届きそうだ。お昼に横手市増田のおばあさんから電話があり、「少しだけれど秋の味覚を送ります。」と。そのおばあさんとは、もう10年以上前に、その地に伝承されていた民謡(「さいさい節」 […]
「アナーキズム」
新聞広告に、『アナーキズム』という本が出ていたので、気になった。昔随分憧れたことも思い出す。有名なアナーキストと広島まで「平和大行進」を一緒したこともあり、その生き方に感銘したのだった。しかし、現実と […]
「考えるために病気になる」
読書会のために、『U理論』を読み返していたら、「人は考えるために病気になる」と言った患者がいる、という話が出てくる。「時間がないと言ってると、病気になって無理やり時間を与えられることになる。」と。やっ […]
❝レイオフ❞
非常勤講師の仲間に、「雇用契約見合わせ」の知らせが届いた。今年で59歳、来年からは年金が授与できると喜んでいた矢先に。一昨年、わたしがそうだったので身につまされる。何の落ち度もなく、問題を起こしたわけ […]
文章の力
とにかく表現することが大事だと思っているが、昨夜はそれに関して気づきがあった。人間らしく生きる、「食べる・寝る・着る・仲良くする」基本を守るために、まず「つながる」ことが大切だと思って、「通信」を編集 […]
「命」問答
先日、小学校三年生の男の子が、「先生、命って、どうしてできたんですか。」と聞いてきたので慌ててしまった。「命」について、このところ気になって仕方ないときだから。AIで「命」と同じものができるのかどうか […]
縄文珈琲味覚
先日、仙台の電力ホールで購入した“縄文珈琲”を飲んでみた。いざ、というときに飲もうと思っていたが、どうしても飲みたくなって。きっと体が要求したのかもしれない。おいしかった!というより体が喜んでいるのが […]
「命の音すなり!」
もう仙台の会場に行く前からそれは始まっていた。空港アクセス線の快速電車の車内にトンボが入ってきて、わたしの胸に止まって動かない。まさかのことに向かいに座った人もびっくりして見つめるばかり。仙台平野の秋 […]
“行くよ仙台”
?35反の帆を巻き上げて行くよ仙台石巻 (「大漁歌い込み」) もう今からワクワクしている。ひと月前は、とても行ける余裕も金もない、と決め込んでいたのに、学校は時間割のやりくりができ、お金は何とかなり、 […]
エヴァンゲリオン
今日もまた近くの山歩きを同僚と楽しむ。「高血圧」のことが気になっていたが、心身ともに解放するに如くはないと思って、秋の尾根筋を行き、気を晴らす。(帰宅後、計測してみたら、113-81で全く異常なし!) […]
「こんないい所はない!」
人が人であるための基本(食べる、寝る、着る、住む、仲良くする)が決して狂わないように、人が内面の輝きを失わないように、そして、新しい生き方をする能力アップのために、先生が全身全霊で創出された空間!そこ […]
二つの戸惑い
一昨日、学校で事務を執っていたらフラッとして急に体調が崩れる。「えっ!また風邪でも引いたのかな。」と思って、机に突っ伏して安静にしていたが、どうにもよくならないので、保健室に行く。養護教諭に「とにかく […]
クロガネモチ
芦屋川河畔の住宅に大きなクロガネモチの樹があって、もう赤い実をたくさんつけている。たしかこの近くのお寺の境内にもあった。「苦労がなくて金持ち」に通じるから、わざわざ栽培している向きもあるようだが、この […]
明るく!
ボランティアの尾畑春夫さんは、貯金はないが、月55000円の年金で、「やりたいことをやるるのに足りるので十分です。」と言う。(朝日新聞)そして、「お金が好きです。」と屈託はない。さらに、「後50年は生 […]
「導き」だったのか
六甲山上で「地獄谷への入り口はどこか」と、登山センターの人に尋ねたら、「そこはだめ。大雨の被害でとても通れません。落ちますよ!」と、まるで相手にしてくれない。平坦な下降路を行けと聞かない。わかったと余 […]
詩:10月上旬
曇った朝、路地を曲がると、金木犀の薫りがした ああ、秋が来たのだ、というよりも命を養うものを感知しえたよろこび! 情動と情愛が大事なんだと思う。知性よりも言葉よりも! それから自分の声で、自分の唄を歌 […]
顔が輝いていますよ!
東京から帰って、最初の学校の授業。昨日理髪したこともあるが、最初の挨拶のときから、「おう!」という声が上がり、「先生、若くなりましたね。」とか、「なんでそんなに光っているのですか。」(禿げ頭に掛けてい […]
“ホモ・デウス”
東京に向かう新幹線の車内で、「21世紀には人類は不死と至福を目指して進む」(ホモ・エルクトス☞ホモ・サピエンス☞ホモ・デウス)とういう予測を掲げるハラリの新著『ホモ・デウス』を80ページほど読んで寝て […]
救命ロープが投げられて
応用コースのとき、Tくんに「東京に行かれるのですか」と聞かれてるまでは、10.1.狛江高句麗伝説のことは頭から抜けていた。いまはとても余裕がなく外出は控えるべきと決め込んでいた。その上で、「何一つ言い […]
応用講座を経て
緑色の音が体の中の骨に響き、内面一杯に広がり、「ああ、いまわたしはいい場所にいるんだ!」と感じ、親しく救済されている幸せを実感していた。三日前の夜、あまりに何回もトイレに起き、「これは腎臓が病んでいる […]