「わが人生は」
「わが人生は」 「わが人生は、言葉と出会い、自分に出会い、人と出会い、そして、神と出会っていく人生!」――“大和言の葉サロン”を開催し、メタファー(隠喩)について話し、実例として、その場で作ってみたも […]
「救い」の朝
イダキサウンド(21.7.20風のホール)と、知人がわざわざ送ってくれたコマゲシャ珈琲によって、救われた!「によって」などということも間違っているかもしれない。また、自分の軽率さと拙文によって、読み手 […]
「三分の一の哀しみ」
「三分の一の哀しみ」 (人生、三分の二の哀しみはなんとかなるが、三分の一の哀しみはどうしようもない。) 昨日、京都で「片桐ユズルさんを偲ぶ会」があり、参加し、「追慕」という自作詩を朗読し […]
記事削除
未明に電話あり。文章のモデルになった人から、ひどい偏見と思い込み、独断と批判され、すごく傷ついた由。正直な思いを述べたことが、思いもよらぬ結果を招いた反省と、文章を書く責任を痛感し、記事を削除しました […]
詩:雨の大和路
雨の大和路 車窓に、重く雨雲がかかっている生駒山が迫って来る 今日は、あの向こう郡山で「言葉サロン」を開催する その気持ちを煽るように、電車は急勾配を駆け上がる トンネルを抜け、雨に煙る […]
“知の巨人”に出会う!
“知の巨人”に出会う! 黒い竜が空に舞い上がっていくような西の空。東には久しぶりの明るい月が望めて、昂揚した気持ちを受け止めてくれている。大学生と話して、帰宅した。 なにかと迷いが多いか […]
詩:行方定めぬ山歩き
行方定めぬ山歩き 行方定めぬ端山の歩き 足の向くまま気まま道 夙川の土手を歩きながらもどのコースにするか、決まらぬままに 今日は少し長くあるくべし、しばらく本格的に山歩きしてないし 昨夜 […]
竜と舞う
年末ジャンボで5億円当たったら、と夢想していたが、やはりその方向ではなかった。 春分を越え、暮れなずむ琵琶湖畔のコンサートで、もう5億円以上の起死回生のときに出会い、すっかり舞い上がってしまった。そう […]
詩:琵琶湖の畔のコンサート
琵琶湖の畔のコンサート 明るい春の朝の空 ほんとうに笑うような六甲連山 遠く摩耶長峰山のピークがエールをくれる 大きな図書館のビルや、戎神社の森も見えて 駅前の高層ビル群も、自信をもって […]
「対象化」を越えて
「対象化」を越えて 「存在現る!」ならいいのだが、「存在を表わす」なら、もう対象化してしまっているのでまずい。しかし、言葉による対象化なしに、物語ることができようか。「考える」こと自体が […]
詩:こころもしのに
心もしのに 「近江の海夕波千鳥汝が鳴けば心しのに古思ほゆ」(柿本人麻呂) 〔大津の柳が埼に犬養孝揮毫の歌碑あり〕 「しのに」という副詞は、「しんみりと」という意味より「しきりに」か 高麗 […]
“孤独”に会いに行く
暮れなずむ西ノ京、薬師寺の堂宇の傍を列車がかすめていく。今日の「出会い」の火照りが体にあり、心地よい疲れの中にいる。 大和郡山の平端で開催している「大和言の葉サロン――万葉に学ぶ集い」も、もう14回目 […]
「病気にしがみつく大人の醜悪」
土曜日に学校でうつされたのかも、喉の痛みと鼻かぜで、ぐったりしている。それでも、「その未来は幸せか/希望は言葉の中に」というインタビュウ記事(朝日新聞、1/6)に導かれ、多和田葉子の『献灯使』を読んで […]
阪神淡路大震災29年 “際に立つ”
あの時、妙に高揚していたのを覚えている。大震災に遭い、その破壊力のすごさに驚き、命の危険に戦き、絶望と悲観の真っただ中にあったのだけれど、不思議と「生きる力」は、滾々と湧き出ていた。「終わった!」と思 […]
“青き風”に吹かれて
今までに聞いたこともないような音と、全く新しい響きが、いま、この空間にいることの歓喜を掻き立てる。そのリズムが、わが胸に共鳴して、頭の闇を追い払い、体が飛翔しそうになる。ああ、わたしはなんという幸せ者 […]
そんなに運が悪いわけではない
いやあ、焦ってしまった。明日の新幹線のチケットを紛失してしまった、と思って。1時間以上、手帳や財布、ファイルや引き出し、果てはゴミ箱までひっくり返して探すも、見つからない。ああ、やっぱり年末からついて […]
詩:白いコーヒー
“白いコーヒー” 遠い地の戦争で頭を固くし、双方の指導者の発言を憎み 近い地の地震に体を強張らせ、事故や事件に心を痛める そして、自分まで生きていくのが嫌になり、日々がつまらな […]
レジリエンス
レジリエンス J・リフキンの用語:回復力:「回復だけでなく、自然に適応し、共存する能力。」 どうやらわたしの年齢(80歳)が問題で、派遣が打ち切られるそうだ。くだらない理屈だ、と吐き捨て […]
電源を入れ直す
実は、昨日の朝からPCのインターネットが接続できなくなって、いくら修復を試みてもなおらず、気になって気になって仕方なかった。で、「存在論」も上の空、自分の愚かさにあきれながら聴いていた。それでも、「深 […]
わたしの元旦
元旦の朝の恒例になってしまった金剛登山、同じことの繰り返しではだめだと思いつつも、朝5時半に起きて、出かけてくる。そして、やはり行って良かったと思う。わずか3時間の歩きでは、物足りなさもあるが、伏見峠 […]
「限界」を越える
[ピアノ演奏] 激しく上下する音、躍動的な響き、厳しく交錯するリズム……、まるで必死に悪しきものと戦って、予断を許さない現実に立ち向かっていくような真剣さが伝わってきて、わが身の体たらくを責め立てるよ […]
「一矢報いる」
なんと藤井聡汰名人(21)が丸山忠久九段(53)に敗れたと!(毎日新聞12/24) このところ、「能力」のことが気になって仕方ないわたしには、“朗報”であった。もう誰にも及ばないだろう才能を秘めた藤井 […]
「身のほど知らず」
年末の西宮神社へ行き、おみくじを引いたら“凶”だった。一昨日は、急にTVが故障してしまって、慌てたし、昨日は、開催した教室に参加者が来なかった。それでも、なにこれからリスタートと、思いを立て直していた […]
“誉め言葉”
わたしは、常日頃から宮崎先生に「美」を感じています。 まず、第一に教育面では、ホワイトボードに書いてくれることや、配布されるプリントから、先生の国語に対する情熱に、「美」を感じます。そして、服装の面で […]
詩:富有柿
富有柿 心根情直せばなおる 色の黒いのは直されぬ 色が黒いたて見下げてけれな 味は大和の吊るし柿 (秋田の古い掛唄ノートから) 「宮田熟穂資料」 贈られた […]