新しい朝を迎えて!
今まで、わが悩みを認めてもらいたくて、「分かち合い」などと調子のいいことを言い続けてきてしまった。少し困窮すると、「だれかわかってよ!」「助けて!」と叫んでいた。神社にお参りし、おみくじを引いて、一喜 […]
詩:「天佑神助」に近く
「天佑神助」に近く あいにくの雨とか、悪天候のためとか、言うけれど 花起こしの雨とも、恵みの雨とも、言うではないか ひとの側の勝手、言葉の綾、真実や本音を伝えない ハイディ […]
「ことばのコード」を変えなくては
文学研究やマスコミの言葉では、とうてい体験や社会参加の意味は語れないのだと思った。昨日、京都で、新聞記者OBたちの集いがあり、瀬崎圭二さんを迎えて、その著『関西フォークとその時代』(青弓社)の出版記念 […]
齢(よわい)・弱い・世迷い言
齢(よわい)・弱い・世迷い言 昨日、虫歯を抜いた。去年の春、別の歯医者に、「もう抜くしかない。」と言われ、それから通院せず、歯磨きだけ励行して、過ごしてきたのだったが、先日詰め物が取れたので、仕方なく […]
「他者感覚」
秋田の知人女性から長い手紙(返書)が届いた。そこに、あなたは「他者感覚の鋭い人」だから、さぞお辛かったことでしょうと、わたしの“筆禍騒動”による嘆きを慰撫してくれていたので、うれしいと同時に戸惑ってし […]
「わが人生は」
「わが人生は」 「わが人生は、言葉と出会い、自分に出会い、人と出会い、そして、神と出会っていく人生!」――“大和言の葉サロン”を開催し、メタファー(隠喩)について話し、実例として、その場で作ってみたも […]
「救い」の朝
イダキサウンド(21.7.20風のホール)と、知人がわざわざ送ってくれたコマゲシャ珈琲によって、救われた!「によって」などということも間違っているかもしれない。また、自分の軽率さと拙文によって、読み手 […]
「三分の一の哀しみ」
「三分の一の哀しみ」 (人生、三分の二の哀しみはなんとかなるが、三分の一の哀しみはどうしようもない。) 昨日、京都で「片桐ユズルさんを偲ぶ会」があり、参加し、「追慕」という自作詩を朗読し […]
記事削除
未明に電話あり。文章のモデルになった人から、ひどい偏見と思い込み、独断と批判され、すごく傷ついた由。正直な思いを述べたことが、思いもよらぬ結果を招いた反省と、文章を書く責任を痛感し、記事を削除しました […]
詩:雨の大和路
雨の大和路 車窓に、重く雨雲がかかっている生駒山が迫って来る 今日は、あの向こう郡山で「言葉サロン」を開催する その気持ちを煽るように、電車は急勾配を駆け上がる トンネルを抜け、雨に煙る […]
“知の巨人”に出会う!
“知の巨人”に出会う! 黒い竜が空に舞い上がっていくような西の空。東には久しぶりの明るい月が望めて、昂揚した気持ちを受け止めてくれている。大学生と話して、帰宅した。 なにかと迷いが多いか […]
詩:行方定めぬ山歩き
行方定めぬ山歩き 行方定めぬ端山の歩き 足の向くまま気まま道 夙川の土手を歩きながらもどのコースにするか、決まらぬままに 今日は少し長くあるくべし、しばらく本格的に山歩きしてないし 昨夜 […]
竜と舞う
年末ジャンボで5億円当たったら、と夢想していたが、やはりその方向ではなかった。 春分を越え、暮れなずむ琵琶湖畔のコンサートで、もう5億円以上の起死回生のときに出会い、すっかり舞い上がってしまった。そう […]
詩:琵琶湖の畔のコンサート
琵琶湖の畔のコンサート 明るい春の朝の空 ほんとうに笑うような六甲連山 遠く摩耶長峰山のピークがエールをくれる 大きな図書館のビルや、戎神社の森も見えて 駅前の高層ビル群も、自信をもって […]
「対象化」を越えて
「対象化」を越えて 「存在現る!」ならいいのだが、「存在を表わす」なら、もう対象化してしまっているのでまずい。しかし、言葉による対象化なしに、物語ることができようか。「考える」こと自体が […]
詩:こころもしのに
心もしのに 「近江の海夕波千鳥汝が鳴けば心しのに古思ほゆ」(柿本人麻呂) 〔大津の柳が埼に犬養孝揮毫の歌碑あり〕 「しのに」という副詞は、「しんみりと」という意味より「しきりに」か 高麗 […]
“孤独”に会いに行く
暮れなずむ西ノ京、薬師寺の堂宇の傍を列車がかすめていく。今日の「出会い」の火照りが体にあり、心地よい疲れの中にいる。 大和郡山の平端で開催している「大和言の葉サロン――万葉に学ぶ集い」も、もう14回目 […]
「病気にしがみつく大人の醜悪」
土曜日に学校でうつされたのかも、喉の痛みと鼻かぜで、ぐったりしている。それでも、「その未来は幸せか/希望は言葉の中に」というインタビュウ記事(朝日新聞、1/6)に導かれ、多和田葉子の『献灯使』を読んで […]
阪神淡路大震災29年 “際に立つ”
あの時、妙に高揚していたのを覚えている。大震災に遭い、その破壊力のすごさに驚き、命の危険に戦き、絶望と悲観の真っただ中にあったのだけれど、不思議と「生きる力」は、滾々と湧き出ていた。「終わった!」と思 […]
“青き風”に吹かれて
今までに聞いたこともないような音と、全く新しい響きが、いま、この空間にいることの歓喜を掻き立てる。そのリズムが、わが胸に共鳴して、頭の闇を追い払い、体が飛翔しそうになる。ああ、わたしはなんという幸せ者 […]
そんなに運が悪いわけではない
いやあ、焦ってしまった。明日の新幹線のチケットを紛失してしまった、と思って。1時間以上、手帳や財布、ファイルや引き出し、果てはゴミ箱までひっくり返して探すも、見つからない。ああ、やっぱり年末からついて […]
詩:白いコーヒー
“白いコーヒー” 遠い地の戦争で頭を固くし、双方の指導者の発言を憎み 近い地の地震に体を強張らせ、事故や事件に心を痛める そして、自分まで生きていくのが嫌になり、日々がつまらな […]
レジリエンス
レジリエンス J・リフキンの用語:回復力:「回復だけでなく、自然に適応し、共存する能力。」 どうやらわたしの年齢(80歳)が問題で、派遣が打ち切られるそうだ。くだらない理屈だ、と吐き捨て […]
電源を入れ直す
実は、昨日の朝からPCのインターネットが接続できなくなって、いくら修復を試みてもなおらず、気になって気になって仕方なかった。で、「存在論」も上の空、自分の愚かさにあきれながら聴いていた。それでも、「深 […]
わたしの元旦
元旦の朝の恒例になってしまった金剛登山、同じことの繰り返しではだめだと思いつつも、朝5時半に起きて、出かけてくる。そして、やはり行って良かったと思う。わずか3時間の歩きでは、物足りなさもあるが、伏見峠 […]