受験生を前に
ほとんどの生徒は推薦入学が決まり、ざわつく、うるさい教室で、「共通テスト」を受験すべくAくんは、ほとんど寝ているか、“内職”ばかりしている。 これまで、どの考査でもトップクラスの成績をあげてきた優等生 […]
“存在爆発”
昨夜のコンサート、感謝感激!こんな「安心立命」の世界に居ることに、もう言葉もないほどの感動を受けた。休憩の時、知人が、「もう存在爆発ですね。全然表情が違います!」と言ってくれた。大阪で買った、井筒俊彦 […]
向こうを見て!
応用講座・存在論:2023. 11.25..メモ 宮崎隆(2023.11.26.) 存在論(「存在現る」と「存在を表わす」との違いについて尋ねて) *対象化 […]
「存在を表わす」
「存在を表わす」 「存在」は、英語のBeingとは違って、「存」は維持、「在」は居ることを意味し、去来する動的なものだ、と鷲田清一が、和辻哲郎の「人間の成り方、それを存在という概念で現わそうとする」と […]
「あれ」嫌い⇒アレルギー
球技ができないわたしは、野球なんか、どうでもいいことなのだが、やはり地元の阪神タイガーズの優勝はうれしい。しかし、それは熱狂にほど遠く、むしろ不満や恐怖を秘めているものであって、複雑な気持ちなのだ。 […]
新任教師の気分!
どうしたらいいのか、その方法や方策を尋ねても仕方ないと思って、質問を控えていたが、お話を聞いているうちに、心が素直になり、ここにきて賢しらぶっていても仕方ないと思って、「生徒たちに勉強させるのには、ど […]
どうしたものか
昨日、「バトコイア神戸」という表現の集いに参加してきたが、そこでリーダー格のシンガーが、山口県上関村の核の中間貯蔵基地受け入れに反対しようと署名を呼び掛けていた。わたしも反対署名したが、複雑な思いであ […]
導き手の死
さっき、フェースブックに知人が片桐ユズルさんの死(8/6、パーキンソン病で入院していて、そのまま老衰死。93歳? 昨日、家族で密葬したとのこと。)を告げていて、ショックを受ける。25歳くらいのときか、 […]
詩:堺・深井の秋祭り
堺、深井の 秋祭り 奈良時代(727年)、僧行基によって建立された土塔が残る深井東町の組に、生徒がいることもあって、あいにくの天気ではあったが、祭り見物に。 地車が大勢の人 […]
「あべのハルカス」
午前中、曇天で、むしろ蒸し暑かったのに、一雨あって、急に秋らしい好天になる。帰途の車窓、「あべのハルカス」が、その薄緑の側面を輝かせて、高く起立しているのが見え、孤独と自立と自負とを思ってしまう。 中 […]
「志望理由書」
いま、高校三年生は、推薦入試の願書づくりに大変なとき。「国語の先生に見てもらいなさい。」と担任が気軽に振ってくるが、これは、そう簡単なことではない。それ相応の「手当て」があって、しかるべしと思うものの […]
日曜レポート
日曜レポート ◎いだき「応用講座」メモ(2023.9.21.) *人に会って、元気になるように会う! *人間を根底から変える! *やめない!止まらない! 自分で決める! *受容・共感こそ […]
教室だより
私学の教頭だった人に聞いたのだが、文科省の役人たちはよく働いていて、資料やデータの収集に躍起になっていて、たとえば、「登校拒否」の実態の調査などで、生徒の状態を把握しようとして、「以下の項目の中から一 […]
脳について
人間の脳は、「オープン・エンド」。どんな状況においても、人間の脳は挑戦しようと する。/“自由意志”の支えが挑戦に必要。(茂木健一郎著『挑戦する脳』) 挑戦とは、文脈を越えていくこと! […]
詩:路上で歌う
路上で歌う 尼崎駅前の大きな楠の木の下で演唱する 生まれて初めての“野外ライブ”への参加 80歳の高齢者のすることか、もう一人の自分が笑う 音痴で、運動神経ゼロで、悪筆で、アピール資質が […]
“52ヘルツのクジラ”
52ヘルツのクジラ。世界で一番孤独だと言われているクジラ。その声は広大な海で確かに響いているのに、受け止める仲間はどこにもいない。だれにも届かない歌声をあげつづけているクジラは存在こそ発見されているけ […]
“Thinking outside the box“
今夜はスーパー・ムーン(満月)だとか。まだ曇り空の中だけれど、8月の終わりに「満願成就」のような気持ちもあって、ワクワクするものがある。すごい酷暑を乗り切った、ということもあるが、お盆のときからの読書 […]
8月のクリスマス・プレゼント
京都からの都からの帰りの車中、涙が止まらなくなって困った。先日からポケットに忍ばせていた、ケストナーの『飛ぶ教室』がクライマックスの部分に。家からの送金がなくてギムナジウムに滞在を余儀なくさせられたマ […]
「ともにいる」とは?(「存在論」受講記)
身体から、の存在論 子どものとき、東京小石川のおばの家に滞在していると、毎朝納豆売りの少年がやって来て、それが朝食に添えられのが常だった。なぜか、大阪の方では、まだそんな習慣はなかったよ […]
明るい心
昨日から高校の二学期が始まった。 三年生の教室に入っていくと、何人かの生徒の表情が「大人」めいているので、その成長ぶりがおかしかった。 そのかれらが、口々に、「先生、何かいいことがったのですか」とか、 […]
詩:神宿る
神宿る 樹齢何百年の古木が神なのではなくて そういう大木にときどき神が宿るのだ 宿るとは、旅先で仮に寝る場所を決めること 家の戸口から、すみかになり、泊まる場所に &nbs […]
“主観革命
今日もまた「革命」が起こった! 「データ」や「客観主義」の支配に対しての「革命」が起こったのだ。いや、「革命」というよりも、新しい「知」のパラダイムを得たということか。村上靖彦著『客観性の落とし穴』( […]
『考える脳・考えるコンピューター』を読む
ジェフ・ホーキンスら著、伊藤史英訳、早川文庫、2023.7. 台風7号が神戸を通過している。最新の気象観測の確かさを物語るように、「予測」は的中している。どうせまた逸れるだろうという思いは一蹴されてし […]
「不要不急」の外出
昨日、まったく無駄な外出を6時間もしてしまった。お気に入りのバインダーがどうしてもすぐに欲しくて、発注して入荷を待つ心の余裕がなくて、大阪まで行き、天王寺、難波、梅田と歩き回り、文房具売り場や専門店を […]
詩:盆踊り
盆おどり 駅の近くのお寺の門に「盆踊り」の張り紙を見て あまりの酷暑の街に似合わぬようにも思うのだが ふと体が緩み、魂のゆらぎのようなものを感じる 郵便局まで速達を出しに行くだけの用事 […]