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竜と舞う


年末ジャンボで5億円当たったら、と夢想していたが、やはりその方向ではなかった。

春分を越え、暮れなずむ琵琶湖畔のコンサートで、もう5億円以上の起死回生のときに出会い、すっかり舞い上がってしまった。そう、「竜と舞う」ことができた。

第一部では、よほど身も心も汚れ疲れていたのかも。洗浄されながら、何かが抜けていく感覚を味わった。第二部では、言葉以上の「強い愛」と「絶対自由」とを手にして、文句なしの充実感に。これがあるから、なんどでも生きかえることができるのだ。感謝感激。

 

びわ湖ホールは、もうたくさんの人がたむろしていた。きれいな湖畔が望めるカフェで、お茶を飲んでいると、東京からの人に、「今日は、お得意の詩ですか。」と声を掛けられた。午前中に書き込んだ「琵琶湖の畔のコンサート」を読んでくれたのだろう、うれしかったが、ちょうど、トマス・マンの言葉「詩人になるためにはなにか監獄みたいなものの事情に通じている必要がある。」というくだりを読んでいた(三島由紀夫『不道徳教育講座』)ので、ちょっと戸惑ってしまった。わが人生の苦悩の名残を、琵琶湖に眺めていたからだが、今夜のコンサートでは、感傷や苦悩の彼岸にまで連れていってもらえたような気がしている。ありがたいことだ。(2/12)

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