月光に支えられて
斎藤幸平『人新生の「資本論」』を読み終え、映画『罪の声』を見る。マルクスが成長路線から「脱成長コミュニズム」に変容していたことを初めて知り、「SDGs」は麻薬だ、という筆者の主張に共感する。「労働」そ […]
もっと力をつけねば!
現金なもので、新宿の高句麗伝説が完売になったと聞いて、自分の行動がまちがっていなかったことを証明されたみたいでうれしい。販売に携わった人の誠意と努力に与えられるもの大です。ありがとうございます。 海洋 […]
コンサート参加
とても金銭的余裕がないだろうと思っていた双子の姉妹が、11月3日の京都のコンサートに行くと言う! 君たちに必要なことは、怖がらずに出ていくことと、未知なものにも挑戦する勇気を持つことだよ、ずっと言い続 […]
詩:「考える」
「考える」 よく考えて行動すべきだというが、具体的にはどういうことなのか いったい、「考える」と「思う」とは、どう違うのだろうか ある浪人生は、「考える」ことと「悩む」ことが一緒になって […]
一隅を照らして
昨日、神戸市灘区のガード下の倉庫で行われている歌の集いに参加してきた。70年代からのフォーク仲間の一人が、体制や流行におもねない、自作の弾き語りにこだわって、月一回開催している小さな集いである。懐かし […]
断られても……!
ある人に、イダキコンサートを誘うメッセージを送ったら、「ユーチューブで見たが、あまり心惹かれず。今回は見合わす。」とのメールが届いた。その人に限らず、わたしの「国語塾」に参加するほどの人だから、それほ […]
新鮮な意志
朝、ついつい二度寝をしてしまって、悪夢にうなされ、気持ちが落ち込んでしまった。しかし、下記のような詩を書いてみて、自分を立て直すことができた。そして、良いことがあった。家庭内暴力から引きこもりになって […]
「望み」
二年ぶりだろうか、映画を見にいく。雫井脩介の小説が原作の『望み』という映画。少年殺人事件と家族の、それぞれの「望み」を描いて、「世間」で生きている人間の悲しみを表現した秀作だ。わたしの好きな所沢と思わ […]
「言葉にして、夢に近づく」
夕刊に、森崎うぃんという若い俳優が、そう言っている記事があった。「やっぱり言ってみるののですね。」とも。「あの人は口先ばっかり!」「口ではどうとでも言える。」などと、意外に「言葉化」は軽視される。子ど […]
“公の場”だから
このサロンは、だれが読むかわからない公の場だから、私事や個人的苦悩を書くのはいかがなものだろうか、と言う人がいたので、ちょっと違うのではないかと思った。確かに、悩みの告白、苦悩の宣伝がいいわけはないが […]
「バージョンアップ」
ずいぶん前にとにかく『存在と時間』Ⅰ~Ⅱ(中公クラシックス)は買ってきて、Ⅰの途中までは読んだのだが、難しくて、つまらなくて、挫折していた。(解説本はたくさん読んだが……。)そうしたら、昨夜の存在論で […]
死ぬまでに
「ホモ・サピエンスは滅びない!」――まるで初めて地動説を聞いたような思いだった。「死にたい」を連発する人に、どう言ってやればいいのか、をお尋ねしようかと思っていたことも、吹っ飛んでしまった。そして、な […]
lam released.
コンサート・ホールを出ると、澄んだ夜空に金星が光り輝き、煌々と明るい満月が望まれた。そばにいたKさんが、「琵琶湖の月は光の道が見えます。」と言うので、ずいぶんうらやましく思えた。前日の応用講座から「新 […]
コンサートへ!
「10.1.は、仕事なので行けません。またの機会に」という知人のラインの返事。この人もそうだが、一度体験しているのに、折角の機会だというのに、「敬遠」反応に出る人が多いのは、どういうことなのだろうか。 […]
「敬老の日」と登山
曽爾・兜・鎧岳行 葛(かずら)なる鎧が岳に来てみれば そよ吹く風のくさずりの音(西行法師) 室生火山群が作った柱状節理の奇岩絶壁は、西行ならでも人の気を引くものがある。無常を越える自然の意志のようなも […]
感覚を取り戻す
「快楽と幸福とは、隷属と自由とが違っていると同様に、全く違った二つのもである。」とは、アランは言う。「人間は、人からもらった快楽などでは退屈して、自分で獲得した快楽の方を、はるかに喜ぶものであるとも。 […]
「対話」の不足
高校で、漱石の『こころ』をやっている。これは国語の教科書の定番で、もう50年くらい「現代国語」で扱っている。わたしももう7回くらいはやったかもしれない。しかるに、今回は、前にいだきしん先生が、「漱石を […]
「コロナ」は禁句⁉
教室で授業が始まっても寝ている男子生徒に、「おい、コロナにでも罹ったのか。」と声を掛けたら大騒ぎになってしまった。笑い声とともに「先生、それは言っちゃいけません!」としたり顔でいさめる奴ももいる。まる […]
妙見紀行
妙見口駅から花折街道を経て、上杉尾根を登る。森の中の急坂だけれど、時折涼しい風が吹くので、一気に山を歩く喜びに浸る。「ああ、来てよかった!」という思いに顔がほころぶ。大勢の人が上から下りてくる。みんな […]
“トウモロコシ・パーティー”
例の自閉症気味の双子の姉妹と、”トウモロコシ・パーティー”をやり、やっと望みを果たす。彼女たちが律義にco-opでトウモロコシを買ってきてくれたので、さっそく先日先生の教えてく […]
A4用紙一枚で
「どんな問題でも、A4用紙一枚に書き表すことができれば、8割は解決している。」と言った人がいるそうだ。『発達障害サバイバルガイド』(借金玉著、ダイアモンド社)何かを創り出すための根源的なツールは「知識 […]
打つ手はないが……
「心クリニック」に電話してくれと本人が苦しそうに言うものだから、そうすると、「今日受けつけなさっても、二週間後しか予約は取れません。また、20歳未満の人の場合は、親のの同席が必要です。」とのことであっ […]
驟雨あり!
体調が悪く、やる気が出ず、“死に至る病”の浪人生が、やっと塾に来たので、やれやれと思うが、顔色も優れず、声も弱く、憔悴しきっている。「お母さんは、何も心配なさらないの?」と聞くも、「何もわかろうとして […]
言葉との出会い
「失うものが何もなくなった!」 向こうからくる高校生が、大きな声で友達に話しかけていた。相手は、どう答えていいのかわからないような顔をしている。とまた、そう言うのだった。明るく楽しそうに。――それだけ […]
動きを生む講座!
昨日の二つの講座で、強く心に残ったことは、 ① たとえば、新聞の小さなコラムにも、「超越」のヒントがある! ② 先生がその人に対応なさっているだけで、その人の体が改善される! の二つだった。もちろん、 […]