本を閲兵して
本棚の本が整列して、こちらを見てくるので、まるで閲兵しているような気分になる。これだけの軍隊があるのだから、これから十分に戦えるぞという気力が湧く! (今日学校がなかったので)朝から積み上げたままにな […]
会を休む発言について
「詩の朗読会」を一旦休憩しようかと思う。理由は、ぼくの能力の問題で、詩の創作が発展しそうにないと、と思うからです。 月に1回、オンラインで、自作詩の朗読とコメントの集いを、もう18回も続けてきていて、 […]
光を見てから!
30日のKKWSの高麗先生の写真を見た以来、これ以上美しくもやさしい表現はないと思って、書きこむ言葉を見失ってしまっていた。そして、あらためてどこにいるのか、こういう光の中にいるのだと思うと、妙に安ど […]
詩:榎の大木
榎の大木が、幾本かあり、緑陰をなす この夙川公園の近くに転居して、ひと月に 毎朝、この土手を通り、勤めに行く マザーツリーと勝手に決めて、榎と親しむ そっと耳を当てて、その言葉を聞こうともする なぜ良 […]
明日は基地に!
明日は「砦」にたどり着く。いだき講座という基地に!そして、そこでこそ再生復帰できることを、わたしは知っている。いまだに、沖縄でのコンサートの体験が蘇る。もう30年も前なのに、あの時の光は消えていないし […]
凛々しく生きる
髪の毛が少ない。年齢にしてはかなり顔が更けている。すぐに過激な言葉を使う。人に自分の意見を押し付ける。とち狂ったような意見でも、珍しいだけのことでも高評価する。基本的に理不尽。本をたくさん読んだらスゴ […]
言葉にすれば!
「僕たちが、何でもない日々の生活に耐えられるのは、それを語って聞かせる相手がいるからだった。/もし言葉にされることがなければ、この世界は、一瞬毎に失われるに任せて、あまりにも儚い。」(平野敬一郎『本心 […]
「悩んでも、しゃあない!」
今年の2/4と、先日の6/19に新聞に安藤忠雄さんのことが載っていた。去年12月に、松山に遊んだとき、「司馬遼太郎の坂の上の雲ミュージアム」に行って以来、この建築家に親しみを覚えていたが、かれが癌治療 […]
歌の集いにて
「やり方が弱い/考えが甘い/攻め方が悪い/言葉が足りない/愛がない」と、Mさんが歌っていた。今日の歌の会は、9人もの表現者と5人の参加者がいて盛況だった。高架下の倉庫の2階は、急に聖地に変貌したのだっ […]
旧友との別れ
やはり“友好の絆”は残っていなかった。久しぶりに再会すれば、昔のような「隔てない口調」(中島敦『山月記』)の会話が蘇るかと、変に期待したわたしがばかだった。向こうはもう何年も前から、わたしとの「友好」 […]
詩:ランタナ
神戸でも芦屋でも、住宅街のちょっとした空き地によく見かける野草、紫陽花のころに 西宮、夙川の土手際のしゃれた洋館の一角にも群生していた、赤と黄の小花が鮮やかだ ちょうどその家の人が、別の花の手入れをし […]
ラストシーン
忙中閑あり、ではないが、思い立って、伊藤健太郎主演の『冬薔薇』という映画を見にいく。この絶頂期からの転落した若い俳優のその後が気になっていたからだが、彼なりに真剣に演技していたので安心した。ただ、脚本 […]
噓偽りなく
何もかもさらけ出して、弱さを隠さず、否定的な思いも避けず……、という私小説的な告白に生きることが、「嘘偽りなく」ではなかろうと思う。若い時は、田山花袋や徳田秋声を身近に感じ、太宰治の自堕落も自分のこと […]
共感こそがほしい!
今回の自分の失態と再起に向けてのドタバタで、一番欲しかったのは「共感」だ。「親切」は身に染みてうれしいが、それよりも苦労や苦心を分かち合って、共に過ごしてくれる機会だ。あたたかい「同情」よりも、ほんと […]
出張「国語サロン」
やっと外部での講座を再開するところまでこぎつけた。高槻の美容室での開催で、もう11年、125回ほど続けている。「言葉の力」「国語力」の重要性を理解してくれる社会人4.5人が参加する。今日は名文鑑賞と朗 […]
山の魅力
高校の山岳部の金剛山登山の付き添いで、久しぶりに山歩きを楽しむ。と言って、5時間くらいの行程で、少し物足らない気がしたが、よく晴れた空から降り注ぐ光と、木々の緑の重なりと、さわやかな風がわたしの心と体 […]
再起の詩
松葉坂を下り 夙川の土手が公園になっていて、緑地を渡る風が涼しい そこの松葉坂を下った川東町の古いマンションの4階301号室が新生の基地に 大変な引っ越しを終え、疲労困憊。 費用も嵩むばかりで、蓄えゼ […]
「言葉の力」を取り戻したい
「この国は言葉から崩れてしまった。」と発言したのは、去年、映画監督の石井裕也氏だった。(毎日新聞、21.7.7.)コロナ禍の激しいころ、「ステイホーム」や「GOTOトラベル」など、耐えがたいほど軽い言 […]
言葉チャート
あなたの頭の中にある言葉を、「好き・嫌い」で分類し、書き出してください。 という「言葉チャート」を、高校三年のスポーツ専攻のクラスでやってみた。いわゆる「受験勉強」の枠外に置かれたかれらは、しかしなが […]
日記棄却
家と塾の引っ越し準備で大わらわの毎日。昨日、家の納戸の中のノート類を整理して、我ながら驚いた。40年間の日記や、20年くらいの修養ノートが段ボールで15箱分くらいあったのだ。自分の几帳面さの塊のような […]
「“カメン”します」 ~ある大学生からの電話~
やっと大学に籍を置くことができ、静岡県三島の大学寮に行っているA君が、この土日、芦屋の実家に戻り、二夜連続で電話してきた。そして、開口一番、「カメンします。」と繰り返す。要するに、折角大学生になれたが […]
生駒越えしてコンサートへ!
たまたま日が重なっただけだが、勤務している高校の山岳部の久しぶりの山行に付き添って、枚岡神社から生駒大原山に、そして、鳴川峠から千光寺(役行者の故地)へと、4時間半ほどの山歩きをしてから、西大寺から北 […]
“断捨離”をして
イダキの応用講座へ行く前に、塾スペースの“断捨離”をして、(塾生の手伝いもあったからだが)意外にスムーズに進み、この分だと引っ越しまでに間に合いそうなので、ホッとしている。とにかく「捨てる」(そうしな […]
“過激な言葉”が祟って
一味違う「国語の学び」を認知症の改善に役立てることはできないだろうかと、知人を介して、ある精神病院にアピールしに行ったのだったが、「ちょっと難しい」という返事が届いた。自分のやりたいことを言える機会と […]
“人物スケッチ”
髪の毛が少ない。年齢にしては、かなり顔が老けている。自分はすごいと信じ切っている。すぐに過激な言葉を使う。自分のことを面白いと信じ込んでいる。人に自分の意見を押し付ける。とち狂ったような、意味不明の意 […]