彼岸過ぎて
【季節の変わり目か、なにか元気と疲労が目まぐるしく現れて、書き込みができない日々でしたが、今日になって、少し回復しました。木曜日の応用講座が待ち遠しいです。言語化できると元気になります。】 彼岸過ぎて […]
虫の音
朝、高架工事中の駅のホームにいると、盛んに虫の声が聞こえてくる。コンクリートの足場の奥からなんだろうが、よくまあそんなところに住み着いたものだと思うし、やはりもう秋になったのだと感慨も深まる。しかし、 […]
後の祭り
大阪、岸和田の「だんじり」祭りに午後から出かけた。台風の被害がまだ残っているので、今年はとんだ「後の祭り」になってしまった。ブルーシートの散見する家並みの道を「だんじり」の高揚が通り過ぎてゆく。教え子 […]
イノセンス
自分の存在は天与のものであって責任はとれない、取りようがない、というのが「イノセンス」(無罪)という心理だそうだ。だれでも手に負えない現実に直面すれば、こういう心理に傾くという。たしかに生まれたことに […]
「自然は悪」
なにかどこかの火山まで爆発寸前らしいと聞けば、昨今の自然災害に憎しみさえ感じてしまう。しかも、「これからは異常気象が正常になる」と先生が言われたとか、「そんな!異常気象をなんとか馴致できないものか」な […]
仲間に会う!
日曜日なので、朝から高槻から来てくれた母子の「国語塾」を行い、午後は、いだき仲間のWさんの介護事業の事務所を訪ねて豊中まで行く。1月に塾の場所がなくなりそうになった時、「うちを使ってくれても」と優しく […]
災害と災難
学校の生徒の中には、まだ台風21号被害の停電が続き、不自由な生活を強いられている者が多数いる。だから、今回の北海道地震についても、ほんとうに心配そうな表情を浮かべて不安を隠さない。わたしもこんな時、若 […]
二つの嵐を経て
大阪上本町の学校に行って、驚いた!街路樹はなぎ倒され、看板は落下し、つぶれてしまった店舗もある。(交通事情等で)四割以上の生徒が登校していないとのことで、当然、今日も学校は休校になった。ただ校長が憤慨 […]
台風過ぎて
神戸市にまた上陸するなんて!運河の近くに住んでいますので、心配しましたが、ひどい風におびえたくらいで済みました。ご心配下さった人に感謝! 「人生」というメッセージを読ませていただき感謝です。難しい本や […]
「脱け出す道」
早々と明日は休校に決まってしまった。美しい夕空を見ていると、台風情報が信じられない。災害の前に「備え」を、といくら言われても、どうしようもないと思うばかり。これって、今、新しい時代になって、それこそ「 […]
「伽藍を捨ててバザールへ」
雨が降って随分涼しくなった。そして、もう9月、防災の日である。 頭の中で「地震」あり。橘玲氏の『残酷な世界で生き延びるたった一つの方法』という文庫本を手にしたからだ。世の「自己啓発」は正しいけれど間違 […]
「頽落」について
ハイディガーの『存在と時間』38節「頽落と被投性」のところを読んでみた。 「頽落」とは、「なにかのもとに没入していること」、おのれ自身ではない「完全に心を奪われている」ことをさすとのことだが、それがい […]
コペルニクス的転回
「言葉は事実に対応している!」 一般意味論や記号論による「コトバとその指示物は別の存在。したがって、虚偽でない言葉はない!」という考えは、わたしの「天動説」であった。しかし、昨日の「存在論」で、「それ […]
台風過ぎて
強い風と雨の音に夜中に目が覚めるほどだったが、おかげさまで被害はなく、今日から始まる学校へ通勤する私鉄が止まってしまい苦労したくらいです。 学校に行って、びっくりしたことがあります。教師たちの顔の暗さ […]
富士に登って
これでもう登り納めにしようと思って、出かけた富士山登山だったが、昨日早朝ご来光を拝み、「御鉢巡り」をして、3776mの高みに立ったら、すっかり気持ちは改まり、希有の壮大さと清澄の大気とに心は癒され、体 […]
心に風が吹き続けています!
今朝、足掛け5日ぶりに駅から自宅に向かって歩いていると、もう全く「知らない町」に来ているような感じがするので驚いた。それほど遠くまで旅していたのか、街も人も、過去になり、そして新しく生きている、さらに […]
もうお盆
うっかり洗濯物を持って行ったが、クリーニング屋は盆休みの張り紙があり閉まっていた。こちらの「思い」とは別に時間が流れていく。 いくら本を読んでも、人の話を聞いても、「わかったつもり」でしかないのなら、 […]
海に向かって
海に向かって 夏の午後、住宅街をスクーターで走っていくと、風が心地よい やけに空が明るくなって、海が近いことを体が感じ気持ちいい そうだ、海辺まで行ってみよう!なにすべてはそれから […]
原爆記念日に
二つの原爆記念日があり、子どもの宣言や被団協の会長の言葉に胸がいっぱいになった。わたしの実父が広島で被爆したことは、前にも書いたが、毎年夏になると顔にケロイドが醜く浮かび出る実父の顔を、わたしは正視で […]