「命の音すなり!」
もう仙台の会場に行く前からそれは始まっていた。空港アクセス線の快速電車の車内にトンボが入ってきて、わたしの胸に止まって動かない。まさかのことに向かいに座った人もびっくりして見つめるばかり。仙台平野の秋 […]
“行くよ仙台”
?35反の帆を巻き上げて行くよ仙台石巻 (「大漁歌い込み」) もう今からワクワクしている。ひと月前は、とても行ける余裕も金もない、と決め込んでいたのに、学校は時間割のやりくりができ、お金は何とかなり、 […]
エヴァンゲリオン
今日もまた近くの山歩きを同僚と楽しむ。「高血圧」のことが気になっていたが、心身ともに解放するに如くはないと思って、秋の尾根筋を行き、気を晴らす。(帰宅後、計測してみたら、113-81で全く異常なし!) […]
「こんないい所はない!」
人が人であるための基本(食べる、寝る、着る、住む、仲良くする)が決して狂わないように、人が内面の輝きを失わないように、そして、新しい生き方をする能力アップのために、先生が全身全霊で創出された空間!そこ […]
二つの戸惑い
一昨日、学校で事務を執っていたらフラッとして急に体調が崩れる。「えっ!また風邪でも引いたのかな。」と思って、机に突っ伏して安静にしていたが、どうにもよくならないので、保健室に行く。養護教諭に「とにかく […]
クロガネモチ
芦屋川河畔の住宅に大きなクロガネモチの樹があって、もう赤い実をたくさんつけている。たしかこの近くのお寺の境内にもあった。「苦労がなくて金持ち」に通じるから、わざわざ栽培している向きもあるようだが、この […]
明るく!
ボランティアの尾畑春夫さんは、貯金はないが、月55000円の年金で、「やりたいことをやるるのに足りるので十分です。」と言う。(朝日新聞)そして、「お金が好きです。」と屈託はない。さらに、「後50年は生 […]
「導き」だったのか
六甲山上で「地獄谷への入り口はどこか」と、登山センターの人に尋ねたら、「そこはだめ。大雨の被害でとても通れません。落ちますよ!」と、まるで相手にしてくれない。平坦な下降路を行けと聞かない。わかったと余 […]
詩:10月上旬
曇った朝、路地を曲がると、金木犀の薫りがした ああ、秋が来たのだ、というよりも命を養うものを感知しえたよろこび! 情動と情愛が大事なんだと思う。知性よりも言葉よりも! それから自分の声で、自分の唄を歌 […]
顔が輝いていますよ!
東京から帰って、最初の学校の授業。昨日理髪したこともあるが、最初の挨拶のときから、「おう!」という声が上がり、「先生、若くなりましたね。」とか、「なんでそんなに光っているのですか。」(禿げ頭に掛けてい […]
“ホモ・デウス”
東京に向かう新幹線の車内で、「21世紀には人類は不死と至福を目指して進む」(ホモ・エルクトス☞ホモ・サピエンス☞ホモ・デウス)とういう予測を掲げるハラリの新著『ホモ・デウス』を80ページほど読んで寝て […]
救命ロープが投げられて
応用コースのとき、Tくんに「東京に行かれるのですか」と聞かれてるまでは、10.1.狛江高句麗伝説のことは頭から抜けていた。いまはとても余裕がなく外出は控えるべきと決め込んでいた。その上で、「何一つ言い […]
応用講座を経て
緑色の音が体の中の骨に響き、内面一杯に広がり、「ああ、いまわたしはいい場所にいるんだ!」と感じ、親しく救済されている幸せを実感していた。三日前の夜、あまりに何回もトイレに起き、「これは腎臓が病んでいる […]
彼岸過ぎて
【季節の変わり目か、なにか元気と疲労が目まぐるしく現れて、書き込みができない日々でしたが、今日になって、少し回復しました。木曜日の応用講座が待ち遠しいです。言語化できると元気になります。】 彼岸過ぎて […]
虫の音
朝、高架工事中の駅のホームにいると、盛んに虫の声が聞こえてくる。コンクリートの足場の奥からなんだろうが、よくまあそんなところに住み着いたものだと思うし、やはりもう秋になったのだと感慨も深まる。しかし、 […]
後の祭り
大阪、岸和田の「だんじり」祭りに午後から出かけた。台風の被害がまだ残っているので、今年はとんだ「後の祭り」になってしまった。ブルーシートの散見する家並みの道を「だんじり」の高揚が通り過ぎてゆく。教え子 […]
イノセンス
自分の存在は天与のものであって責任はとれない、取りようがない、というのが「イノセンス」(無罪)という心理だそうだ。だれでも手に負えない現実に直面すれば、こういう心理に傾くという。たしかに生まれたことに […]
「自然は悪」
なにかどこかの火山まで爆発寸前らしいと聞けば、昨今の自然災害に憎しみさえ感じてしまう。しかも、「これからは異常気象が正常になる」と先生が言われたとか、「そんな!異常気象をなんとか馴致できないものか」な […]
仲間に会う!
日曜日なので、朝から高槻から来てくれた母子の「国語塾」を行い、午後は、いだき仲間のWさんの介護事業の事務所を訪ねて豊中まで行く。1月に塾の場所がなくなりそうになった時、「うちを使ってくれても」と優しく […]
災害と災難
学校の生徒の中には、まだ台風21号被害の停電が続き、不自由な生活を強いられている者が多数いる。だから、今回の北海道地震についても、ほんとうに心配そうな表情を浮かべて不安を隠さない。わたしもこんな時、若 […]
二つの嵐を経て
大阪上本町の学校に行って、驚いた!街路樹はなぎ倒され、看板は落下し、つぶれてしまった店舗もある。(交通事情等で)四割以上の生徒が登校していないとのことで、当然、今日も学校は休校になった。ただ校長が憤慨 […]
台風過ぎて
神戸市にまた上陸するなんて!運河の近くに住んでいますので、心配しましたが、ひどい風におびえたくらいで済みました。ご心配下さった人に感謝! 「人生」というメッセージを読ませていただき感謝です。難しい本や […]
「脱け出す道」
早々と明日は休校に決まってしまった。美しい夕空を見ていると、台風情報が信じられない。災害の前に「備え」を、といくら言われても、どうしようもないと思うばかり。これって、今、新しい時代になって、それこそ「 […]
「伽藍を捨ててバザールへ」
雨が降って随分涼しくなった。そして、もう9月、防災の日である。 頭の中で「地震」あり。橘玲氏の『残酷な世界で生き延びるたった一つの方法』という文庫本を手にしたからだ。世の「自己啓発」は正しいけれど間違 […]
「頽落」について
ハイディガーの『存在と時間』38節「頽落と被投性」のところを読んでみた。 「頽落」とは、「なにかのもとに没入していること」、おのれ自身ではない「完全に心を奪われている」ことをさすとのことだが、それがい […]