「摩擦はゼロにして」
まだ雨模様だ。明日からの山行が心配である。年齢も考えず、長距離・野営の未知の山(三重県の台高山脈池木屋山)に行くなんて。「高齢者ドライバー」以上に自粛すべきところかも。しかし、今読んでいたライトノベル […]
詩:街を歩き
街を歩き 神戸、旧居留地の石畳に花の匂いが漂う のを、感知して、ここを歩く自分が好きになる 連休三日目の朝、薄曇りの空の下、洋風の街並み 異邦人でいることの余裕を感じながら歩く そうして、だれとも違う […]
一つの光立ち上がり
ツァラトゥストラは、「伴侶」に語り掛ける。ともに働き、創造に生きる人を求めねばならない。しかし、現実には、そういう人は容易に見つからない。話は合うが、自ら創るところに立とうとしない人や、協力は口にして […]
“神ともにいまして”
胸というか、体がというか、共鳴したようにビリビリしているのが分かる「高句麗伝説」二日目だった!「応用講座」で、そばに「神」がいてくれているような幸福感があり、一人安心していたが、「覚悟し […]
“夜露死苦”
「よろしく」の分析から始まった昨夜の応用講座。丁度何かの本で、英語の上手な外交官が「よろしくお願いします。」を言えなくて困ったという報告を読んでいたので、とても面白く聞いていた。コミュニケーションをス […]
ずっと働きたい!
これからの仕事の展開や経理上の相談をコンサルタントに相談したところ、わたしの実績と独自の教材を高く評価してくれ、「これはビジネスとしての展望が持てる。」と言ってくれたので、少し明るい気持ちになれた。せ […]
意欲と使命感
AIの能力が人間の知能を越えることを「シンギュラリティ」というそうだが、記憶力とか計算能力だけが人間の能力でないことは確かだ。人間の能力は、可能性は、実に多種多様で、数式に表せることではない。金銭的に […]
神戸の波止場から
読書に倦み、少し近辺を歩く。すぐ裏の運河の波止場は、もう春の光があふれていて、停泊中の貨物船に向かって、光るさざ波が寄せている。思わず、ロープ止めの突起物に腰を掛け、日光浴をする。今日は、「北上コンサ […]
「趣味」
自己紹介のとき、「趣味は何ですか」を語らねばならないのが苦痛だと、その女性は言う。家庭内暴力で「引き籠り」で過ごした体験のある双子の姉妹の一人。「趣味なんて持つ余裕もなかったのに……。」と下を向く。そ […]
「好きなこと」
以前から先生が言われていた、自分のやりたいこと、自分の好きなことを書き出すこと。それは確かに何度もやってきたが……。今日は気持ちが腐って仕方ないので、わたしの「フロー体験」が起こるときを、語ってみたい […]
「自身の魂にだけには責任を持つ生き方」
昨日の夕刊で知ったことですが、)アメリカの詩人、作家のメイ・サートンの『独り居の日記』の中にある言葉だそうだ。紹介者の津村記久子さんによると、サートンは、「自らの作品を酷評され、同性愛を非難され、辛苦 […]
琵琶湖の光
さざ波の音に誘われ、湖畔のしみこむような光に魅かれ、思えば、学生時代から何度も琵琶湖を訪れている。もう死にたいような気分になって、湖畔の宿に一泊したこともある。海津辺りの民宿が青春の「隠れ家」だった。 […]
権力者が「愛」を語れば、「自由」がなくなる!
応用講座メモ 2019.3.29. (就職活動に関して)やりたいことを表現する。自分のことをちゃんと言う。 孤独と迎合は別物 自分の仕事がAIにとられるよ […]
「ひきこもり」の人に
折角、大津市に在住しているのに、「いだき」のことをすごいと思っているのに、明日のコンサートに来ない知人がいる。いま話題になっている、中高年の「ひきこもり」の一人なんだと思う。会って話せば、特段の「異常 […]
アーモンド並木
「経験したことを表現することが大切」とあったので アーモンド並木 友は、いくら言っても桜だと思っている 記号論が大好きなくせに事物を見ないのだ 「ここの桜はちょっと立派ですなあ……。」 しかし、ねじよ […]
「自分の春」
竹西寛子の『管弦祭』の中に、「ここでの花見を毎年自分の春にしてきた者も少なくはないのだった。」という叙述があり、いいなあ、と思った。東京は桜が満開になったとか。しかし、芦屋の「桜通り」は、まだ開花に至 […]
「生の貧困化」にならないように
「真面目さというのは新陳代謝が困難になったこと。」――ニーチェの『道徳の系譜学』をやっと読み上げたが、ここまできて、この文言に思わず笑ってしまった。うまいこと言うなあ、と感心したのだ。毎日の新陳代謝、 […]
「甘味」が命を輝かす!
その「わらび餅」を食べた後の少年たちの快活な歩きぶりに、なぜか涙が出るくらいに感動しました。私はどうも頭人間で、味覚に疎く、食べるものにはこだわらない方でしたが、先生のお話には、いつも味覚が命を救うよ […]
「疚しさ」から遠く
たまたま今読んでいる本の中に、「疚しい」という語が出てきて、しかも、はずかしくも、どうよむのかわからなかったので焦った。「やましい」とすぐに気づいたが……。(漢語辞典によれば、「疚」は、論語にも出てく […]
商機は人の心を掴むことから
実は、昨夜の読書会は、一人が体調崩して欠席したため延期になった。しかし、残った酒屋さんの男性と話していて、わたしはとても元気になった。 商機をつかむ 酒販業界では、とても有名な酒屋さんが埼玉の方にはあ […]
「読書会」を前に
今夜もこれから『U理論』をテキストにした「読書会」(という名の国語サロン)を開催する。参加者は50代の男性2名(かつての教え子)。こっちもよく分かってない「U理論」の解説なんてできたものではないが、杉 […]
行きて梅林に遭う
いつもギリギリのところで先生に助けられているように感じているのは、わたしだけではあるまい。ただそれを声高に言うのも追従のように採られては、だれも心外だろう。だから、こんな詩を書いてみた。 行きて梅林に […]
ある人の「看取り」の記を読む
北上のコンサートのチケットが完売にナットのこと、わがことのようにうれしく思います。神戸もようやく春めいてきました。新しく教室も開けそうなので、教材作りに精を出しています。言葉と感覚をうまくつなぐことを […]
「忙しくしています。」
「お忙しいですか。」と挨拶したら、「忙しくしています。」とその人は答えた。 いかにもその人らしい答え方に感心してしまった。『この人は、いつもこんな風に言って、わたしとは違う生き方を示すのだ。』と。 忙 […]
吉田修一『国宝』を読んで
「いだき」が始まった日、と聞くだけで、またやる気が出てくる。良いときにであった自分の幸運をうれしく思う。さあ、ともに新しい人生を! 朝日新聞に連載されていたときから読んではいたが、あまりにも長いので、 […]