“コミュニケーション”
嫌がって、全く机に座ろうとしない。「多動症」「識字障害」の小3の男子。学校にも行かず、やっと支援学校の特別メニューに通い出したとか。母親がなんとかなだめようとするが、大きな犬とじゃれてばかりいて、「い […]
再出発するぞ!
黙って座ってピアノを聴いていれば「運命」は解放され、新しい生命を生きられる!こんな「イージー・ゴーイング」なことはないではないか!――1992年、そう人に勧められ、わたしは受講した。そして、実際、それ […]
「人生に遅すぎるということはない」
コンゴのミュージシャン、スタッフ・ベンザ・ビリリ(2009年、アルバム『屈強のコンゴ魂』を出した、車いすの活動家)の歌の一節とか。「再起不能なんて絶対にない。」「子どもの世話をちゃんとしてほしい。」と […]
必ず「救済」が!
また雨が降ってきたので、被災地の人々の心配が膨らむだろうと気になる。どうか「絶望」せず、諦めず、前向きに生き続けてほしいものだ。こんな時でも、秋の花に心を寄せ、雲の流れに詩を感じたりする心があれば、何 […]
論理的思考力
先生たちの無事帰国をお喜び申し上げます。この度の台風被害は、「まずまずで収まった」どころではない甚大な水害をもたらし、心を痛めるばかりです。こういう時こそ、イダキの講座やコンサートが必要と、知人からの […]
台風通過中
マスコミが「非常に危険な台風」と騒げば騒ぐほど、嫌な気分になり、なに大したこともあるまいという思うのは、どうしたことだろう。「大本営発表」以来の不信と、大衆の興奮への嫌悪が、私の中に根強い。「みんなが […]
新しく!
今朝、知人に電話したら、「これからハバロフスクへ行くところで羽田にいるのよ。」ということだったので、何か自分が「遅れている」と思いもした。しかし、シベリアで新しい仕事を展開していくということが確実に行 […]
山なみの確かさ!
居住まいを正した六甲の山並みが、わたしの心に確かさをもたらす 西宮の酒蔵通りから臨港線を芦屋までバイクで走っていくと 秋風が気持ちよく体に吹き付け、右手の青空に山並みが迫る 一つ一つの襞がくっきり見え […]
図書室
あらためて図書室では本が読める!ということを思った。学校の授業の合間に、『感情の正体』(渡辺弥生著、ちくま新書)という新書本を持って、図書室に行き、本棚に囲まれた一隅で大きな机に向かって、読んでいくと […]
薄汚れた男とすれ違って
街角で、スマフォを見入っている男とぶつかりそうになる。「おっと!Kくん。」そのポニーテールの男は、昨夜、訪ねてきたばかりのKだった。その時も、仕事の苦境やものごとのうまくいかなさを嘆いてばかりでうんざ […]
君もコクリコ
明治45年、与謝野晶子は、シベリア鉄道を経由して、5月19日にパリに到着。半年ぶりに夫と再会したかの女は、「ああ五月仏蘭西の野は火の色す君もコクリコ我もコクリコ」と詠み、パリの見聞を楽しんでいる。コク […]
“感情のバターを乗せた会話”
9.11コンサートと、応用講座と存在論と死についてとで、わたしは救済された。16日は、8時間余パソコンに向かって、何かを書き、何かをまとめ、何かを伝えていた。そして、それからも仕事と読書と述志とに夢中 […]
頭を良くすれば!
あらためて「考える」とはどうすることかと思っていたら、ちょっとわからなくなって、比較検討、因果律、帰納・演繹、具体と抽象、弁証法ではだめなのかと質問したのだった。そのような「形式論理」だけでは、語り得 […]
苦悩を越えて!
何か究極のところでは、救われるのだ! という「信念」みたいなものがあって、何とか9.11コンサートに参加でき、知人と並んで聴けたことがうれしくてならない。これでまだわが声明を全うできるプラットフォーム […]
生き甲斐
ふとした生徒との会話がわたしを元気にしてくれる。授業中から本を読んでる子が、授業の後やってきて、「今これを読んでいるのです。」と話し掛けてくる。有川浩の『海の底』だった。「面白そうだね。」「結構、楽し […]
遺失物戻る!
台風15号の被害のお見舞いを申し上げます。関西は、幸い酷暑だけでしたが、わたし自身は、とんでもない「嵐」に見舞われました。午後、やる気の出ない高校生を連れて、芦屋の奥山に出かけたのですが、夕方帰宅して […]
心意気に生きる
昨夜は寝苦しく、何か自分がすべていけない、だらしなく無責任だったことを、みんなの前で認めて謝ろうとするのだが、とてもそんなことでは、どうにもならないこともわかっていて苦しくてならなかった。でも、朝起き […]
決めて動くこと
今月は何かと余裕がなくて、コンサートにも講座にも行けそうもないと思っていたけれど、だからいけないのだ、何があっても参加すると決めなくちゃ、という気持ちとのせめぎ合いが続く。そうしたら、9.11.のコン […]
チケット売り
たった1枚だけれど、9.11.のチケットが売れた。全く新しい人に勧め、エンロールされたのは久しぶり。これで、先の展望が開けたように思えるのは、また「救われた!」という感覚。悩ましいことや心配懸念を抱え […]
すぐに言う!
学校で授業していて、生徒の質問や意見があまりにも少ないことがとても気になった。前にも書いたが、学期の初めに、「今の気持ちを一言メモしてください。」と言ったのに、素直に、「友達に会えたのは良かったが、勉 […]
歩いてみたら!
「ちゃんと歩くことが出来るとネガティブ思考から脱出出来ます。」――いだきしんコンサートメッセージ(2018.7.17.)昨夜、CDを聞きながら寝て、今朝このメッセージに改めて感激した。ともすれば、「ネ […]
気持ちを書く
今日から高校の二学期の授業は始まった。いつも学期の初めのときは、ちょっとしたドリルなどをやらせるのだが、今日は「いまの気持ちのメモをつけてください。」と言う。學校が始まる9月1日は、生徒の自殺率が高い […]
おなじ歌を歌い続ける
岸田衿子さんの詩に、「一生同じ歌を歌い続けるのは/大事なことです 難しいことです/あの季節がやってくるたびに/同じ歌しか歌わない 鳥のように」という四行詩がある。有為転変の世にあって、仕事も変わり、思 […]
仕事を通して
今日の新聞の「声」欄に、子どもが不登校になり、それを優しく受け止める社会でないことを嘆く記事があった。「子どもは、学校に行っても行かなくても苦しく、親もまた孤独感や閉塞感、不安感、焦燥感に」駆られなが […]
自信を取り戻す!
明日から高等学校の2学期が始まる。このところ国語教育論に夢中になっていた。そして、国語教師としての自信を失っていた。それが、雑誌すばるの7月号「教育が変わる・教育を変える」と、雑誌文学界9月号「文学な […]