「老衰」で死にたくない
先日、急に暑くなった尼崎の商店街で、クラっとして、倒れそうになる。幸い食欲はあり、例の高血圧のせいかもしれないと、思っているうちに元気が回復したので、ひとまずホッとする。しかし、もしかしたら、こうし […]
「寄りかかず」
腰痛対策は、やはり「それでも前を向いて歩き続けること」かなあ、と思っていたら、それは「ネック」(首の位置)を正すこと、とのお話で、以前から「アレクサンダー・テクニック」のことを知っていたわたしは、そ […]
「まこと」を生きる
いつもの「高句麗伝説」とは違って、イダキシン先生のピアノと高麗先生の詩の朗読だけなのに驚いたけれど、いつもの「高句麗伝説」と同じように、疲労が先立ち、意識が飛びそうになるくらい茫然としてしまった。も […]
「高句麗伝説」前夜
「教壇に立つ」仕事が明日で終わる。病欠の先生のピンチヒッターとして、わずか二週間だけの仕事だったが、やはり自分に一番向いていることと確認しただけに、さて、どうしたものかと困惑している。年齢がネックで、 […]
“命”との出会い
【来週また皆様にであると思うと、昨日の山歩きのことを、語りたくなりました。読んでください。】 鬱蒼とした「森林管理道」を西に辿っていき、やっと「学数の森を経て西おたふく山」という古い標識を見つけ […]
路地を曲がれば
路地を曲がれば 「一日一万歩」の散歩を自分に課して、「仕事」のない毎日を凌いでいる。よほど暇を持て余しているようにもとられかねないが、結構多事多忙で、疲労もたまってしまう。昨夜なんか、10時間くらい […]
コンサートのおかげで
18日のコンサートは、「試練」の始まりだった。身体にも異変が生じ、人間関係にも齟齬が生じ、そのまま土曜日からの、三つの「言葉サロン」とイベントをやらねばならなかった。ちょうど、セネカの『生の短さにつ […]
言葉の向こうに!
「歌は実在(まこと)なのだ。」「歌こそが真言なのだ。」とまで西行に語らせた辻邦生の『西行花伝』(新潮文庫)を、公園のベンチで読んでいたら、桜の花びらがページの上に落ちてきたので、すばらしい“花の栞”と […]
三つの不思議
不思議な感覚 毎月、応用講座やコンサートは近づくと、困窮がひどくなり、どうしたものかと途方に暮れる日々が続く。そして、もう倒れ込むように会場に行き、講座を受け、ピアノに身をゆだねていると、身体の芯か […]
詩:手を握られて
手を握られて それまでさりげない会話を交わしていた18歳の少年が ふと、わたしの肩に近づき、そっと手を握ってきたので 軽い戸惑いをするが、その「やさしさ」に胸が熱くなる 「先生はおいくつなのですか […]
“デジタル音痴”
昨日は、ある高校の成績記入で疲れ切ってしまった。この頃はどこの学校もデジタル化が進み、紙媒体をできるだけ少なくしようとしている。そして、成績の算出も、「知識・技能」と「思考・判断」、さらに「主体的取り […]
詩:「モチーフ・メモ」
「モチーフ・メモ」 受験を控えた“高校浪人生”に、休憩しようと、紅茶を淹れてやる よくお母さんの事務所で遊んで、紅茶やコーヒーを飲み慣れているんだと うれしそうに言うので、やはり母親を慕っ […]
「もう一つの道」を通って
冷たい雨と風の「寒の戻り」の街を歩いていると、昨夜のコンサートの余韻が、体の中から、わたしを支えてくれているのが分かる。頭の方は、確信と困惑、責任感の重圧で、一喜一憂する状態のままなのであるが……。 […]
メモと感想
【応用講座】 *(いったい何が起こり、どう復活されたのか?) 「病気」(ちゃんと病名もある)で入院。“確信犯”として療養(抗生剤投与・安静・食事)し、 自分自身を保ち、強い自覚で復活、退院したのだ […]
講座前日に
明日の「応用講座」を前に気持ちを述べたい。 まず先生に直接お会いできることがうれしい。なにか先生だけが、わたしをそのまま受け止めてくれ、「さあ、リスタートだ!」と励ましてくれるように思うから。それこ […]
「AIとの対話」
知人のAさんが、「人が何を望んでいるかを、AIの方から探っていく、質問する、言葉や表情から察していく、というような未来があるか」をプロンプトの双方向について、「Chat-GPT」に直接聞いてみたやり […]
月光に力を得て
わざわざ京都まで出向したのに、その学校は休みだった。今日がその放課後講習の最終日だったので、風邪気味をおしていったのに。派遣会社からは何の連絡もなかった。とにかく来週に順延という話になったが、その帰途 […]
新生
ゆっくり寝て、掃除・洗濯し、朝食後、昨日Uさんがくれた「幻のコグリョカフェ」を飲む(もちろんCDを流しながら)と、強い朝日が射し込んできて、心がゆったりとして、「なに大丈夫だ、順調な航海が続くだろう […]
震災30年目の朝
震災30年目の朝 夢で、新しい「国語サロン」の開催に向けて、大わらわになっている。 夢から覚めたのは、午前7時。30年前の震災のときの6時前に起きるつもりだったが……。そんなことより、思いがリフレ […]
歓びとうれしさ
イダキシン先生が復活された!うれしいかぎり。わたしなどの思いもよらぬ次元で、人々が各自の能力を進展させ、「愛」の世界を構築していく土壌を創って下さり、悪しきものと対峙、闘って下さっている人が元気になら […]
「深奥」を見つめて
「深奥」を見つめて 「元旦」だ、「初詣」だ、と言っても、所詮、人間の勝手な宇宙や自然の解釈に過ぎない、「言葉」を使っての思い込みに過ぎない。ああ、この「意識」が邪魔だ、と思いながら、元旦は、金剛山の […]
気を取り直す
気を取り直す そうか、あのトラブルは、わたしのミスになり、レイオフなのか そうか、あの買い物は、衝動に駆られたまでであり、いまの金欠なのか そうか、あの物言いは、忖度や配慮が足らなく、その人の熱意をそ […]
読書と述懐で
元気をなくしても いま本屋の店頭に山積みされている本の一つ、養老孟子著『人生の壁』(新潮新書)と、塾生に勧められた、工藤勇一・鴻上尚史著『学校ってなんだ!』(講談社現代新書)を読み、ずいぶん心が […]
秋風の中のコーヒー
八坂の塔からの秋風が「高麗ギャラリー・カフェ」の室内を通っていく。「コマゲシャ珈琲」のまろやかさが、まるで薬湯のように体内に染み込む。イダキサウンドが思いを深め、なおかつ読書を進める。わずか15分ほど […]
月光
月光 美しいプラチナ色の月が夕闇の空にひときわ輝いている。それだけのことなのに心が落ち着く。さっきから、どうもやる気が起こらず、やたらと疲労感が募るばかり。現状を打破して、なんとか先を創っていかねばな […]