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腑に落ちる


昨日の応用コース、ありがとうございます。「魂を磨く」とは、自分のきれいな姿をつくっていくとお聞きしました。体がそのまま反応するには体が美しくないと、とは改めて自分のことを見つめ直す大きなきっかけとなりました。外側からくるものと内側からくるもの、どちらも感覚を通すものであり分からないとの先生の言葉を考えました。元から、魂から上がってくるものを表すとお聞きした時、私は先生のピアノの倍音を思いました。たった一つの倍音が体の奥深い中心を通り、どこまでも上昇していくその美しさを辿るのが、この上なく大好きです。体の芯を通っているからとお聞きし、納得しました。この一音に、なぜこんなに震えるほど泣きたくなるのかがわかりました。

昨夜のレッスンで、私はこうと思うと一直線に向かうので、相手のことを見て聞いていないと指摘されました。自分ではそんなつもりはなくても、動画を見ると一目瞭然でした。会話がちぐはぐで、セリフだけが行き交っていました。「矯める」という言葉を教えていただきました。頭の中だけで、いわゆる練習をしていると本質からどんどんかけ離れていき、作り物の音になっていくのです。それは、相手のいない自分勝手な塊となります。話をお聞きしているうちにある瞬間、何かが体に入り、自分の顔つき含め状態が変わりました。そこから発するものは、作り物ではありませんでした。腑に落ちたのです。自分の身勝手さを思い知りました。余計なものがあっては、真っ直ぐ腑に落ちることはありません。美しくありたいです。自分の体から目を逸らさず、自分の在り様を変えていきます。

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