母との時間
何ができるかでなく、何をするか。昨日の母との面会で、よくわかりました。小さなグローグーのお人形を連れて行くと、「何なの、この子は?気持ち悪いねぇ」開口一番、母が云いました。「宇宙人の赤ちゃんだよ」しばらく顔を見ていましたが「食べたいね。この大きな目」思わず大きな声で笑ってしまいました。最後に笑ったのは何時だっけと思う位、久し振りに笑いました。大きな目がかなり気になるらしく、しげしげと見ています。「度が 過ぎるね。張り切り過ぎてる」またしても大笑いです。母の表現は最高です。「Jullyと同じ瞳だよ」写真立ての彼の笑顔を見せると頷きます。「この子は足やしっぽがないねぇ。枕元に立てるか置いてみて」ちゃんと自立するかを確認する母。見事に、この子に託された瞬間です。帰り際、車椅子を押して母と見送っていただいた若い男性スタッフの方に、グローグーのことを伝えました。すると母が「あの目、セロテープで半分にしようか」「え〜だめだよ」彼と私が同時に笑ってしまいました。母の発想は無限大です。「また来月ね」私に手を振り返す母。朝、起きた時に「今日あたり来るかな?」「どうでしょう、でも暑いですからね」と、ちょうど私のことを話していたと教えてくださいました。母は私が来ることを知っていたのでしょうか。炎天下の外に出て駅まで歩く中、風が吹いていました。幸せな風です。アントレプレヌールサロンで先生が教えてくださったグローグー。まさか自分も、しかも母の為に買うとは思いもしませんでした。Jullyの瞳に重ねて母の傍にいると思うだけで、胸の中があたたかくなります。ありがとうございます。
