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家族


素晴らしいコンサートメッセージをありがとうございました。
京都応用コースで問いかけられた「生活をしているか。。」という先生の問いをずっと考え続けていました。
生活が何であるかをわからないか、無いかで経済活動は成立できたのだよ、、という先生の言葉が胸に残り、私は何か最も大切なことを欠落したまま偽善的にあるいは嘘をついて生きていると感じ胸にある苦しさを自覚し始めていました。世界を構成する要素は「宗教」「国体」「家族」と分けられ、家族と政治経済は全く別物であることをお聞きしました。しかし現代社会の中で家族が経済の中に組み込まれるというとんでもないことが起こってしまったと先生は仰いました。私は家族が何であるかを分からず、これまで家族と向き合うことや家庭について考えることをせずただただ逃げて来たことを自覚しました。自分が誰かと結婚することについても最近まで全く考えたことがなかったこともこのことに通じていると感じます。極端かもしれませんが今まで一度も生活をしたことがないのでは無いかとすら感じていました。父にこのことを話すと、父もこの2、3日生活することを考えていたことを話してくれました。父の生まれ育った家庭環境には生活はなく、ただ働くことよりなかったこと、そして自分も家庭を作ったけれど、生活をして来ただろうかと。日本人が戦時中自分の生命を賭けて戦ったのは家族のためであったことも先日の京都存在論でお聞きしました。社会の体制が移り変わろうと、古代から人間は親密な関係を築き共に生きる人を守るために戦ったと感じました。日常とはそのようなことであったと感じました。同じ世帯で生きてもバラバラであるような現代人のあり方が異様に感じ始めます。社会状況がどうであろうと、楽しく生きられる生活があればそれだけで生きていけると力強い先生の声が聞こえてくるようです。最も基本的なことが欠落しているという感覚がコンサートと共に埋まり始めていることを感じます。今まで避けて来たことにはじめて向き合う体感です。
ありがとうございます。

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三鷹市公会堂 光のホールにて
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仙台高麗屋 幻のコグリョカフエにて-2
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