KEIKO KOMA Webサロン

天の雷


自分の状態なのか、周りの影響なのか、コンサートの時の体感が普段も起きるようになったことに驚きます。足にまとわりつくような、体の中からしがみつかれるような感覚と変な熱感、汗が滲む感じが時折おき、頭痛と思考を停止させられるような膜がはった感じと冷えていく体に、動きたくなくなりどんどん自分を守りたくなります。とりわけ仙台からの数日はこの重さが辛く感じました。

そんな時に高麗さんのビデオ講演会をお聞きし、その声の響きに膜がはらわれたように感じ楽になっていき驚きました。膜という表現がお話の中にあったので、あんまり影響を受けにくいと感じていた自分ですが、こういうのが受けるということなのかもしれないと感じ、打開策をあれこれ試してみようと思い立ちながらのコグリョカフェとコンサートへの道でした。

コンサートのパイプオルガンの音、まるでバベルの塔の一節の場に居合わせているように感じました。人の中にある欲、あたかも人が世界の中心であるかのように作られた世界の中で、天からの雷が落ちたかのような衝撃に体におおわれた膜がバリバリと剥がれていくような体感でした。第2部の後半に入るぐらいまでは、空間にまとわりつく闇の気配にそれを切り裂く雷の衝撃、淀む空間にこの攻防が繰り返されました。

第2部のふとある瞬間に風が流れ、香る風が柔らかく身の内を通って行きました。氷が溶けるように血が通い出し、体中が暖かくなっていきました。視界がクリアになり、輝くような先生のお姿が眩しく映り、いのち満ちる喜びに満たされました。

コグリョカフェでは受講生のすすめもあり初めてアイスコーヒーをいただきました。すっと体に染み渡るアイスコーヒーの味と香り豊かなスイーツを頂ける幸せ、高麗さんのいのちから生まれる言葉をお聞きできる貴重な時間を集った皆様と共有出来る幸せ、この世にないカフェと感じました。

衝撃の余波にまだふわふわしています。すべてに心満ちる時をありがとうございました。

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高麗恵子ギャラリーにて
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宮城県の方が、宮城から運んでくださいました
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尊い機会