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「いだき」はじまりの日&いだき発祥の地


「いだき」はじまりの日の記念すべきコンサートに参集することができ、ありがとうございます。嵐の様な天候に、ただならないコンサートであることを知らせてくださっていると感じ、身を正します。この度は今日3月3日の三鷹コンサートに参加すべく一泊することにしました。飯田橋に宿をとっていたので新宿から久しぶりに総武線に乗りました。市ヶ谷あたりに差し掛かったとき、お堀から向こうへと登っていく坂道が見えました。突然、「父と母が離婚しなかったら、この辺りで育っていたのでしようね。」と2歳までしかいなかった地なのに、ふっと懐かしく感じたのでした。物心ついたときからは一度も父に会うことなく10年前に父は他界しました。府中の森、どりーむホールでのコンサートでは第1部がおそろしく長く感じました。意識せずとも過去が幾層にも重なり硬い岩盤の様になっている自分の状態、特に頭を感じました。先生のピアノの音がある時は激しくある時は全て包み込む様にやさしく、手を替え品を替え硬い岩盤を壊してくださっているのですが、頑固で手強い過去の自分。第1部が終わった時には今日のコンサートが終わった、と勘違いしたほど長く感じました。内心、第2部があることと、明日(今日3日)のコンサートの参加を急遽決めて良かったと安堵したのでした。ここ数日、母の体調も捗々しくなく、自分も手首や手指の関節が痛み、頭痛など体調がいまいちでした。ここで全く変わらないとと感じながらも、3月2日のいだきはじまりの日のコンサートに参加することは決めていたのですが、3日は経済的事情により参加を諦めていました。三鷹の風のホールの音を高麗さんが表現されたビデオ講演会をお聞きした時、まさにダイレクトに身体に入ってくることを経験していたことがあり、いだき発祥の地の三鷹コンサートに参加しないのは、これからの人生に汚点を残すどころではなく、大きな分岐点の様に感じたのです。たった数千円くらいのことで人生諦めたら馬鹿としか言えないと、後のことは考えず決断しました。東京へ向かう夜行バスに乗るために京都駅に向かっている道中、一本のお掃除の依頼メールが届きました。小さなことかもしれませんが、天が味方してくれていると感じました。どりーむホールでの第2部のコンサートでは、海外へ仕事で行けたら、と漠然と感じていました。既に20年ほど前に先生に面談して戴いた時、その当時の仕事が移植にも関連していたためか臓器移植から臓器売買のお話になったのです。先日のシリア難民のドキュメンタリーを再放送と再編集を含め3回見ることになったこともあり十数年前にもフィリピンの貧困家庭ではゴミの山で危険な作業をするストリートチルドレンのことを放送していました。その時も海外の裕福な家の子供のために世界中の貧困家庭の子供たちの臓器が売買されている事実にショックを受けました。「貧困」の仕組みが無くなれば多くの問題は解決すると考えます。先生のコンサートよりなく、自分は今までのお金に縛られる生き方から脱却することによって、新しい生き方を示していきたいと考えます。コンサート会場のレバノンの蜂蜜のところに募金箱があり、はちみつは少し先延ばしにして募金させて戴きました。世界中の子供たちの真の笑顔のために、自分が元気に希望になる生き方をして海外への道を高麗さんと共に歩んでいきたいです。その一歩が今日のいだき発祥の地の三鷹の風のホールのコンサートです。よろしくお願いします。

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