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NYの現実


快晴続きのNY。土曜日昼の人波は 歩く動きもゆっくりに感じ、展示があると聞いたミッドタウンの museum of arts and design に向かう道中も平日とは違う和んだ空気です。地下鉄で高齢女性のお2人に席を譲ると 大声で「Thanks~so much!so cute ladys!」と叫ばれ、頭から下までマーブリングに身を固めた我々2人は車内で注目の的に。苦笑し立っていると、いかにも古典的なNYスタイルのおじさん(リネンジャケットに綿シャツ綿パン、スニーカー。70年代のビリージョエル スタイルですね)から声を掛けられ、日本人か?良いギャラリーをたくさん知っているから連絡先を教えるよ、と。なぜ私達がギャラリーを探しているのがわかったのか?!と驚き聞くと 「とても楽しそうにしていたから声をかけた」と この小振りなマイケルムーアは意味不明な答えを。マーブリングの光に吸い寄せられ、相手のインスピレーションが働いたとしか思えません。museumの駅で一緒に降り、プラットホームで我々の活動のことを話して連絡先を交換し、夕方再会することにしました。この人はジャーナリストで、吉祥寺に住んでいたことがあり日経紙にコラムを書いていたそうです。夕方の再会後に聞いたところでは、日本から帰国後、国連関係の記事を書き 今はブルックリンの地方紙に書いている。お祖父さんから3代続く生粋のニューヨーカーで、以前はロングアイランドに住んでいたと。3人で ホテルから徒歩で ハドソン川沿いのリバーサイドパークのベンチに座り、IDAKI のサイトを見ながら 彼はいろいろなことを話し出しました。サンダースに期待して取材もしたが、結局は民主党に取り込まれ 彼はアメリカの未来を託した多くの支持者を裏切ることになり、民主党破れ 今 トランプで最悪のことになっている。大企業が人を分断し続ける限り、世界平和は無い。こうしたディスカッションを今の多くの人達は避け、怯えたようにおとなしくなってしまっている…云々…。私達は、人の個々の内面が平和になることで 人と人との分断が解かれていく いだきしん先生の音楽、KeikoKoma作品の存在と必要性を伝え、ご協力を仰ぎ、彼は協力したいと応えます。しかし話す中、世界平和、という言葉を発するだけで すぐ激昂したようになり、この人の、初対面の私達への異常なまでの抵抗に、過去を引きずり生きる多数のNYの人の 抜け出し口の無い苦しみを感じてしまいました。正に時は、高麗さんが盛岡で3回もの講演会をされた後。高麗さんの表現のパワーが、NYにいる多くの魂に伝搬し揺さぶりをかけたことが判る出来事でした。NYの魂は いだきしん先生の音を渇望している。そう痛感します。
この日のその他、昼間に活動した内容はまた追って御報告します。マーブリングを全身に纏い歩いた2人に、他にも NYの方々からあちこち反響がありました。ありがとうございます。
岩村ゆかり

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