激流

ここ数日体が炎症を起こしたような感じで、なんだか変と感じていました。今朝も暑いのに体が冷えてる感じで、様々に対処しても抜けなく頭が働かない状態であったことに、ウラジオストク上映会が始まってあまりにすざましい音の連続に驚き、目が覚め、おかしい状態に気付くことが出来ました。

行く道中から嵐と共に動いているような不思議な体感で、そういえばウラジオストクのコンサートの時は荒れ狂う自然の猛威を感じる出来事が多かったことを思い出していました。上映会では荒れ狂う波しぶきに海を感じました。海峡のように渦をまく回転がどんどんひろがり、その中心がどんどん深くなっていきました。

天からの白い光が額に注がれたくさんの光の柱が繫がり光のドームのようで、白い光の存在の柔らかな包まれるような感覚が体内からどんどんひろがり、濁流のような深い渦を包んでいきました。体に重なるようにある白い光の柔らかな意識がひろがり、すべてを包むような赦すような心、心臓の一点からの広がりに心洗われ、雪解けの水が山から流れ落ちる激流となっていくように体を浄めていくようでした。我にかえることが出来、このくすぶるような体内の感覚、焼けるような臭いと共にある熱感は戦争そのものなのかもしれないと思い至りました。

あまりにもクリアになった視界、感覚も戻って足から始まり体がわさわさと変な感じですが、命拾いしたと感じてなりません。ダイナミックな演奏、激流のようにいのちの力注がれる素晴らしい上映会をありがとうございました。