春の陽気の中で

高校山岳部の三年生の「追い出しコンパ」ならぬ山荘昼食会があり、コロナ禍のせいで卒業生３人だけの集いだったが、顧問の先生と参加してきた。一人は、国立大学和歌山で、機械のことを取り組むのだという。後２人は、私大で、商業と建築を学ぶそうな。３人とも、コロナ禍で随分狭い学校生活しかできなかったのだが、入学出来て、ホッとしている。しかし、地震にパンデミック、ウクライナ情勢のこともあり、先行きの不安を抱え、変革期であることを痛感しているだろうかれらのことを思うと胸が痛くなる。それでも食事が終わり、原っぱを駆け巡る彼らを見ていると、春の陽気以上の、気持ち良さを感じるのだった。

また、塾生の二浪生からも合格通知が入る。なにしろ受験勉強は全くやれない性格なので、ともあれ、一教科だけでも受験できるところを選び受験させてきたが、（一つの私大だけは合格できたが、そこはやりたい学問がないとのことだった。）本人が望む「国際政治」が専攻でき、小論文と面接だけのＮ大に、一縷の希望を託し、取り組んだのだった。関連の本を読ませ、文章指導し、書類提出まで付き添い、毎日のように指導した。その結果が出たのでうれしい。そして、自分の文章指導力に自信を深めた。

ウクライナにも、この春の陽気と平和を！