KEIKO KOMA Webサロン

4月22日府中ウィーンホール


21日のコンサートを経験しながらも、ホテルへの帰途何か虚しさが起こり、半ば自暴自棄の感があり、自分でもどうしようもない自分だと感じておりました。しかし翌日に、JRでも京王線でも人身事故があったことを踏まえると、そういう空気が蔓延していたのかもしれないと考えられ、少しでも自分の中にあれば、増長するように自分の中で広がっていたのかと至りました。昨夜は、私たち一人ひとりの個性は千差万別で、それを、似ているとか、この類とかと十把一絡げとしてしまっている今の社会にはめられてきてしまったことが、以前以上に実感されました。また、わたし達一人ひとりのエネルギーが上空へと昇り、大きな竜巻のようなうねりとなり、世界中、宇宙中へと広がるような気持ちになり、個々が自律して力となることを体感しました。今朝、ホテルのテレビの中で、あるイタリアの鍛冶職人が、毎年春に花が咲き始めると、庭から一輪摘み、それと同じ一輪の鉄の花を作っていたそうです。春の訪れの喜びを、この方は鉄で表現をされていたことを理解し、表現て、こんなに身近な喜びからあるのだと感じられたことでした。先生の奏でる音が、ものすごい威力で世界中、地球中を覆うように響き渡っている感覚の中、浮かんできたことは、今、京都市からのファミサポでの子守をしてきた子供から、自分の服を手前味噌で下手ながらも創作していることなどで、今後も続けていきたいと感じておりました。子供の子守でも最近は、ユーチューブを見ることが多いのですが、色々な番組があり、その中でも戦闘ものは「善悪」を設定し、悪を退治するという、自分からみると旧型の番組と映りますが、子供は画面に入り込んで見入っています。善悪の刷り込みのようにも受け止められ、緊急事態宣言が発令されるかもしれないこの事態で、悪者は退治といった概念が、ウイルスを撲滅という概念に至りやすいのではないかと感じられ、共存するという感覚はないものかと考えてしまいました。自分も、一人ひとりが大事な生命と体感すれば、自ずと他者の生にも思いを馳せられると至ります。人間の心を取り戻す、尊きコンサートと改めて感じます。
真にありがとうございます。

田嶋利江子

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高麗恵子ギャラリーにて
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「高句麗伝説」第10弾
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比叡山より