４月はじまり

1日京都コンサートホール、2日迎賓館コンサートと参加させて頂きました。ありがとうございます。1日は、ただひたすらにエネルギー切れのように身体が持たない感じでありました。そして本日は、ハッキリとはしておりましたが、インターバル後のお話から色々と考えてしまいました。シリアのことも、辿れば自然破壊に至ることに驚きました。先進国が破壊を行ってきたことを考えると、今、支援と言いながらも、本当は責任をとっていることを自覚せねばならないと感じました。全て捻じ曲げられた情報を真実と信じて丸め込まれ、実は、純粋な方々が被害を被っていると考えると、何と私達は己の犯したことを知らない人間で、また如何に沢山なおして行かなくてはならないことかと考えてしまいました。また、報道で偏って信じ込まされることを考えると、日本も報道次第で海外での印象も変わり、もし潰そうなら、如何に日本が悪いかとでっち上げることも容易にできると恐ろしくなりました。報道では全体の一部分しか知らされていないこと、またそれが全部と信じ込まされていることに、自分は勿論、人間の思考の単純さと、その恐ろしさを思い知ります。今回の「支援物資」の作業では、それぞれに助け合いながら作業が進められて行ったと感じられました。「自分」を生きているのは自分と、一人で生きていると錯覚していたのではないかとも感じます。「支援」と言っておりますが、実際には自分が助かっているようにも感じられます。
誠にありがとうございます。

田嶋利江子