魂　精神

シリア映画の上映会と先生のコンサートの貴重な機会をつくってくださり、心よりありがとうございます。シリア「高句麗伝説」100回記念の旅は家族と最後の旅でもあり、シリアの方の心、やさしさと触れ合ったことは忘れえぬことです。
映像の痛ましいこと、衝撃と悲しみは涙よりありませんが、言葉や行動からもシリアの方々の魂、精神に心震えてなりません。最後の、子どもに祖国のこと、国の精神を伝えていくシーンは心に残りました。
先生の演奏は悲しみも何もかもすべてを受けいれてくださり、どんなことがあってもひとつに生きていく力を経験させていただきました。魂むくわれる尊い音、おはたらきに感謝とことばにはつくせません。
シリア、中東のこと、支援物資を送ることもずっと考え、働き続けておられる高麗さんのお気持ちが胸にしみます。先生の音とともにシリア大使をはじめ現地の方々のお力になったことと感じ、自分も人間とし、このことを知った人間として、これから生き、魂あらわし、もっとはたらいていくと心しました。魂、精神なくして国創りはないと、あらためて受けとめます。たいへん尊い機会をまことにありがとうございます。
本日は今年最後のボランティアミーティング、アントレプレヌールサロン、どうぞよろしくお願い申し上げます。
天田敬子