KEIKO KOMA Webサロン


当日のコンサートでメッセージを拝聴できなかった日のオンデマンドをお聴きしながら、メッセージの言葉をノートに書いていました。メッセージを書き留めるだけでも、図星の言葉に唸るばかりです。オンデマンドをもっと拝聴し、もっと分かりたいと思いながらコンサート会場に向かいました。

第一部の「自己を超えて」言葉の壁は、いつも感じるところです。記憶の中から言葉を探すことに限界を感じながら、書込みをしているからです。「言語の壁くらいは超えましょう。」との先生のメッセージの後、清らかなピアノの音が清流のように流れます。「自己」とは何であるか考えていました。思い浮かぶのは、「時間がない」とか「〜できない」など、何かに囚われていることばかりでした。勝手に自分で枠組を作り、拵えた塊ばかりが見えました。要らない階段も見えます。その様子に苦笑しました。今、ここにいる世界は、時間も記憶も何もありません。余計なものは何一つ纏わず、開放圏の世界で軽やかに私は舞っています。このまま舞っていたいと望みながら、いかに窮屈に生きていたかが分かる第一部です。

第二部「頭が痛くならない本当の愛」とのメッセージに驚きました。私は頭が痛くなることは、ほとんどありません。が、メッセージをお聴きするうちに、単に鈍いだけかもしれないと疑わしくなります。頭が明瞭でなくぼんやりとしている自分に、慣れてしまっているだけなのかもしれないと、そわそわしだしました。「自己を超えた時、頭脳が突然働く」「真の愛は脳の活力源」とは、どういうことなのでしょうか。しっかりお聴きしたいと背筋を伸ばします。ところが、頭の中をピアノの音がぐるぐると回り始め、眩暈のようにクラクラと気持ちが悪くなり始めました。今の私の頭の状態なのだと受け止め、じっと耐えるしかありません。第一部で分からなかった「自己とは何か」を考えたくても、それどころではなく頭が回っています。どれ位時間が経ったのでしょうか。気づけば「頭脳で聴くとは、どういうことか」と考えていました。先生のコンサートで、初めて頭脳のことを考えていました。正直、分かったかどうかはよく分かりません。ですが、頭と体のつながりを意識したせいか、いつもと違う状態でアンコールまでお聴きしていました。コンサートで経験していることが、何よりの手掛かりです。もっと分かりたいです。明日からも続くコンサートに感謝します。よろしくお願いします。

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弘前にて
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仙台にて