KEIKO KOMA Webサロン

銀河のしずく


北緯40°の地でのコンサート、季節が舞い戻ったような寒さと湿度の中、鳴り響くピアノとパイプオルガンの音、音とともに広がる水色の透明な世界、大きな大きな存在に抱かれるような包み込まれるような世界でした。
演奏が進むごとに生まれる熱量がすざましく、炙られるような体内の感覚に汗だくでした。

盛岡に向かうまでの道中は、とにかく前日から頭痛がひどくなかなか思考が集中できない状態で自分の状態を考えました。風の便りからの音と詩に触れると体の中を清水が通るように楽になっていくので、腰にしがみつかれるように何かを引っ張ってるように感じるのは厳しい今の情勢を反映しているのかもしれないと感じました。

コンサート前に高麗さんの講演会に参加させてさせていただき、改めて本音という言葉が胸に飛び込んできました。自分はきちんとを本音ということを考えてこなかったのではないかという気持ちになりました。自分によそよそしい疎外という状態を自覚しているので、もう一度本音をきちんと見つめなおします。また夢通信のお話から、数日前から故郷とずっと浮かんでいたことの意味が分かりました。ウイグル の方が参加されたコンサートでの体感、故郷への想いが平和を祈る気持ちになります。

コンサートで銀河の中から天からの光のしずくが額に注がれているような瞬間がありました。新しい人間へと生まれ変わる瞬間のように感じ、愛満ちて、大いなる自然に抱かれ生まれる新しい時代の到来を感じました。究極の輝きの銀河鉄道、明けの明星のような希望の光をありがとうございました。

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結工房 高麗屋にて
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