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道を創る


「世界伝説」の新連載をありがとうございます。高句麗の地の旅の記し、世界を歩かれた記しは、これまでも様々な場面で聴いたり、読ませて戴いていただいたことはあったものの、新しい色、新しい香りに出会う感覚で、その香りとひかりは、未来に導く標となり、輝いて生命の内に生きていくのです。日本という範囲、今いる業界の狭さ息苦しさを脱いで中心から世界へ向かう意志が生まれてまいります。

あまりにも多くの経験をさせていただいたこの1週間です。「評価社会」は、評価で人間の価値を推し量る。業界やまわりの空気から感じていたことで、その空気に触れると命が痛く感じていました。三鷹のコンサートで枠を超えた世界を経験しました。恥ずかしながら週末から体調を崩しておりましたが、仙台での素晴らしいコンサートにも参加すること叶いました。仕事の契約が立て続けに終わることが続き、新しい仕事を創っていく時であり、焦りも不安もありましたが、コンサートで示されたことあります。内面に示された真は、ゆるぎなく、この世界では生きていける、と。外側から来るものは不安より入ってきませんが、内には芯があり、未来があります。神聖で美しい世界、風をきって大陸を駆け抜けていく気持ちよさがあり、コンサートで経験した際限ない世界で生きていける清々しい空気が書いているうちにも蘇ってくるのです。

ちょうど先週、戦争に駆り出された昔のロシアの女性のスナイパー、現在ウクライナで戦う女性兵士のドキュメンタリー番組を見ました。忘れられないのは、女性兵士たちの見た戦場の景色のことで、のちに何百人にインタビューをすると見えてきたこととして、男性と異なるのは、女性の話からは、戦場に鳥たちの声などの音があり、景色に色があり感情がある、ということでした。戦争の捉え方が異なっているのが印象に残り、それでも多くの女性が生命を落としたことに涙なしでは見られず、生きた女性たちの魂がコンサートではずっとこのこともあって涙が止まらなくなりました。女性らしさを戦争の道具に使われていたこと悲しく、時代背景もあるものの、憤りと涙となり、三鷹、そして仙台のコンサート共にこのことが出てきて、今も終わらない戦争のこと、世界で軍拡が進むニュースばかりが飛び込んできて、何が起こるかわからない不安の状態に人の生命は傷ついていることもわかり、先生の表現に唯一安堵し、未来を見るのです。地震の不安も相まって、しっかり生きていこうという気持ちになりました。

その番組の次に見たドキュメンタリーもあったのですが、今の戦争情報戦の攻防について放送されていました。ロシアのSNSでの情報拡散とPR会社を使ったウクライナの情報戦略、という内容でした。ロシアは世界的なネットワークを用い、自国有利な発信をインフルエンサーを使って人々の意識に働きかける。一方でウクライナはキャンペーンを張って、世界中に理解を求め、賛同者を増やしていく。といった内容でした。悪い方に使われる方が数であったり大きさであったりはしますが、ネットやSNSでも光の世界を広げていくこともできるのであれば、その力になっていきたいと望みました。人が真にふれる機会を創り、拡げていきたいと望みます。

今年に入り、経営者の方々の集いで新しい出会いもあったりで、新しい考え方が芽生えたり、考えるもののスケールについても教わることあります。多くの方にコンサートの事をお伝えしていきたいと望みます。いだきしん先生の特別焙煎のこと、「愛のかおり」コーヒーのこと、高麗さんのメッセージ、召し上がった方々の声から明るさが広がってきました。そして頂けるのがとても楽しみです。東京へのご無事のご到着を伺い、大変な寒波と世界、社会の状況も厳しい中での遠方からのおかえりに私も安堵いたしました。ありがとうございます。道を創ってまいります。

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