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生きる


いだきしん先生の 応用講座、存在論、死について御講演、連日の 高麗さん ビデオ講演会収録、本当にありがとうございます。昨日の朝も起きた時に 全身打撲したような痛みがありましたが、連日の「人の生命に一体化する死霊」の御話を伺っていたので 慌てることなく過ごすことができました。存在論で冒頭に「問う」ことの意義を教えていただき、現代人が ’何かが商品化できれば生きていける社会’ を作ってしまったから問うことが無くなっている、との御言葉にどきっとしました。ニーチェのツァラトゥストゥラについて御質問された方への先生の御応えの中で「生きている状態そのままを良しとしよう」としたニーチェの表現が「何かをするのに完全にニュートラルでいられるか」が基本である IDAKIと共通している と話され、今生きる原点に立ち戻った体感をいただき深く安堵しています。「ツァラトゥストゥラはかく語りき」。自分は中学生の時、ズービンメータのアルバムとキューブリック「2001年宇宙の旅」でその名前を知りました。その後 メータがゾロアスター教徒の家に育ちペルシャ系の方であることを知り、ゾロアスターの独語読みであるツァラトゥストゥラを題材にしたのだと判り、大本のニーチェの著作を読むに至りました。が 中学当時は何も解らず、この度 先生の御話を御聴きして物語の本質を知った上で再読できる喜びを感じています。そして火と水の神・ゾロアスターの御話から、水の都イスファファンを創った 水を扱うのが上手なペルシャ人のことを伺い、2004年に訪れたペルシャの地、いだきしん先生のペルセポリスコンサートツアーが一瞬で蘇りました。
ニーチェは道徳の系譜を追究した人で、道徳こそが人間の存在を否定する、そのことをニーチェはとことん暴露したと。何らかの形で、各々が自分の気持ちに嘘をつき生きるよりないこの世。その自分を偽った状態で人を批判する ’道徳的’ な人々の偽善をニーチェが暴いた御話は、現代人そのものに当てはまり 自分がIDAKIで生きることの真の意味を改めて教わった体感でした。作られた俗世の何かに合わせ 薄っぺらに生きることなく、という御言葉に活力をいただき感謝溢れます。ありがとうございます。
岩村ゆかり

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