永遠へと続く音

みぞれ舞う中、武蔵野のコンサートをありがとうございました。
外は寒くても会場は暖かく豊かな空気に包まれていました。

第一部の冒頭では天井が抜けたように天が開き、どこまでも真っ青な空に解放感がいっぱいになりました。どこからともなく飛来した白い鳩は旋回しながらこちらにおいでと導いているように感じました。すべてに自由であれと解放への祈りの詩が波のように中心から拡がり、先生の音と混じりあい、世界へと拡がっていくような体感でした。

第二部では演奏がすすむごとに会場中が痺れるような熱気に満ち、音と融合し、愛の根元的なエネルギーを体感しているように感じました。魂ひとつに溶け合い、自他の区別なく暖かなぬくもりに包まれ、胸の奥深くに音が響いて震えるような感動が沸き起こりました。アンコールでは手拍子と共にひとつとなった空間がただ嬉しくて、ぬくもり溢れるこの永遠へと続く音の中にいつまでもいたいと終わってしまうのがさびしくなりました。

すでに今年も1か月が過ぎ、日々の早く過ぎることに驚きます。今年は予測不可能な動きに瞬間の判断を鍛えられる日々です。1回1回のコンサートや講座での経験を活かし、中心をきちんと定め動きを創っていきます。暖かな愛をありがとうございました。