KEIKO KOMA Webサロン

本質的なことをわかっていく日々


楽しみにしていた府中の森芸術劇場ウィーンホールのコンサートです。4月にこの会場で三日間連続コンサートがあり、あの時からコンサート経験が一気に深まり、毎回何がわかっていけるか、どんな世界を経験できるかと面白くてたまらなくなりました。翌週の三回の三鷹コンサートもとても楽しみでしたが、会場が使用中止になり、二日間の新宿コンサートに向かうことになりました。普段こういうことをあまり覚えていないのですが、この時のことは鮮明に蘇ってきます。
今回ウィーンホールでの第一部は聖なる世界を感じ続けました。宗教的とも感じました。世界中の聖地と繋がっていることが浮かび、そういえばコンサートの場は聖地と感じたのはこの会場だったと思い出しました。先生のお身体を通して自分一人では到底到達できない高みの世界が広がり、経験し認識できることに感謝し、人間の存在の素晴らしいこと、尊いことを感じました。
第二部は人間を含む生き物の生命の世界を感じ続けました。変わった表現かもしれませんが、とても生々しい感じでした。高麗さんが高句麗壁画に描かれた植物や動物は存在を表しているというようなことをお話くださっていたことが思い出されました。この世界であれば確かに植物も動物も普段目にするような状態ではなく、存在として認識されることが経験を通してわかりました。身体は満ち満ちて元気になり、じっとしているのが難しいほどでした。生き物の世界は深く、面白く、エネルギー一杯です。その世界と一つに生きていければ元気に満ちて豊かに生きていけるとわかりました。
昨日は会場に向かおうと一時間前に準備を始めた時から身体の弱点が痛み始め、重苦しくなっていき驚きました。それまではそうでもなかったのです・・。コンサートが始まっても身体の痛む部分が気になりましたが、そこに気を取られているのも勿体ないと感じ、より全体的な世界を感じようとしているうちに次第に痛みは引いていきました。また出てきても身体全体が充実していればそれほど気にならないともわかりました。

6月1日どりーむホールのコンサートの第二部のテーマ「天性」は辞書を引いてみるとnatureとあり、腑に落ちるものがありました。天性と言葉だけ聞くと自分とは掛け離れているような感じがしてしまうのですが、最も自然体な状態なのではとコンサートの時に浮かんだのです。本音もわかれば最も自然体な感じがします。余計なものがなく、真っ直ぐに大きな世界と繫がるからかもしれないと書いていて気づきました。
本質的なことを経験し理解していけるこの尊い日々をありがとうございます。明日は応用コースがありますこと嬉しいです。

KEIKO KOMA Webサロン
吉祥寺ペニーレーンギャラリーにて
KEIKO KOMA Webサロン
比叡山 工房にて
KEIKO KOMA Webサロン
琵琶湖より