春よぶ雨

雨が降っています。自分の連絡の取れるところには全部連絡して3月3に日のことを伝えようと朝から携帯の電話帳に取り組んでいます。名字だけでかけた本人もどこのだれかわからないということもあり、かけてからどこにお住まいですかと尋ねたら昔のケアマネの時のお客さんとしか思えず、思わぬ会話をしてしまいます。「春が来たらきっと痛みも楽になれますよ」と。世界は土壇場にきていますが、春を呼ぶ雨は本当の春に繋がっているようでした。昔の仲間に久しぶりに話せて近況を聞きました。皆過去の事ですが今に繋がっている気がしてそれから長いメールを心からの気持ちを込めて送りました。携帯の電話だけでは足りなくて連絡取れるところを探しているうちに文具を入れた引き出しが整理されていないことに気づいていらないものを処分します。どうしてこう物を後生大事においているのでしょう。そこには書きかけのコンサートの案内もあります。字が比較的読める字であることから脳出血発症前に書いたものでしょう。整理していてもふらついたりかがむことが以前のようにできないことにまた愕然としますが、気持ちは以前に増して強くなっています。

伝えなければ先のない気持ちが少しでも伝播しますように。まだまだ連絡できていない方に伝えます。