新しい世界
2部はまったく眠気はなく、何もかも新しい世界の音をお聴きしていました。新しい世界のなかで、自分の生命の声を取り戻していきました。体を感じると、虫垂炎で2時間の手術をしたあと、ベッドの上で、自分の体がどうなっているのか見ることもできず、鼻には呼吸器、体には様々な管が繋がり、動くこともままならずにいると、閉所恐怖が襲ってきそうな恐怖感を朝まで必死で耐えたこと、隣のベッドに運ばれてきた男性は、やはりお腹の手術をしたらしく、痛み止めを何回も催促し、痛い痛いと言っている声が聞こえていましたが、自分は痛み止めをもらわなかった。痛みより、閉所恐怖のパニックの方が恐ろしかったのです。朝が来て、一つ、一つ、管が外され、自由が戻ってきました。その経験を思い出していました。というより、体が思いださせてくれたみたいです。自分がやりたいことをやるとき、ものすごいストレスがあります。先生のコンサートで海外ツアーに参加させていただくとき、飛行機に何時間も乗っているあいだ、必死に閉所恐怖の不安感のなかでパニックになりそうな恐怖感とたたかっていました。やりたいこと、好きなことに向かうときも、ものすごいストレスがかかります。それでも毎回乗り切ってきたじゃないと体の声を聴きました。生き様とことばが生まれました。新しい先生の音のなかで自分の生き様をみました。だから目の前に迫ったことはやるのです。そこには自分だけではない生命のつながりがあります。ひとりではできない世界を存分に明日やってきます。府中のコンサートをありがとうございます。
