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政治・経済の問題


今日期末考査の「政治経済」の試験監督していて、何気なく問題を見て唖然としてしまった。高度成長期以降の経済的動向の文章に、適語を入れていく普通の問題なのだが、それを読んでいるうちに気持ちが全く暗くなってしまったのだ。1973年のオイルショックを始まりに、1987年のバブル崩壊、1990年の地価税導入で、経済は長い低迷期に。そこに2008年のリーマンショックで世界金融危機に見舞われ、2011年の東北大震災があり、2020年にはパンデミックと、経済状況にちっとも明るい話題がないことだ。この先、どんな希望があるのか、高校生たちが気の毒になってしまった。さらに、終了後、担当の社会の先生と話していたら、「いや、いつも生徒たちに謝るんですよ。さらに借金のツケは君たちに回すことになっている、ごめんね。」と笑いながら語るので、もう返す言葉もなくなってしまった。一生懸命勉強すれば、希望がつかめるような授業しないでいていいものかと。そんなこと言っても、教師に何が言える?と言われそうだが、どういう視点を持てば、社会に希望が蘇るのか、考えたいところだ。

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