KEIKO KOMA Webサロン

恋い慕う心


この世に生まれ、これほど麗しい世界があるのか・・と感じずにはおれない、9月19日の府中でのコンサートの経験でした。
第一部「光源氏の愛」 では、パイプオルガンの第一音が体のど真ん中にいきなり飛び込んで来てバッと広がり、瞬く間に綺麗な光の球になりました。偉大でありながら温かく、深い安心をもたらすその輝きに包まれて、自分が女性であることをすんなりと素直に受け入れていました。世の中の枠によって作られた女性ではなく、純粋に女性であることの喜びと深い安堵が生まれて来ました。そしてこの世の男女の愛を遙かに超え出て、透明な光を恋い慕い、真っ直ぐに何処までも昇って行きました。大きなお父さんのような、何かとても超越的な存在を求める心は恋い慕う心でした。恋い慕う心を自分で打ち消したり押し込めたりせずに、その心のままで居られることに女性としての深い喜びをおぼえました。
先生がパイプオルガンで表してくださる光源氏の存在は私には敢えて表現するなら神の愛に感じられました。神の愛にいだかれ交流するとき、女性は本来のその人に成り、その人の最も美しい心が現れ、女性一人一人の美しさがそれぞれに光り輝くのだと感じました。そこは完璧といってよいほど美しい世界であり、この世の男女の愛につきものの嫉妬や排他などは、本来は必要無いものなのだと分かるのです。求めてやまない世界が展開し、ずっとここに居たいと心から望みました。第二部 「聖なる」 では、頭の中に星の花が次々咲き出でて、頭脳が星の花の輝きで満たされていきました。頭の中の穢れ、濁り、一切を洗い清めてくださり、第一部で経験した恋い慕う心がどこまでも透明に、真っ直ぐに、高められていきました。

このたびのコンサートで、自らの性である女性に初めて出会った様な、不思議な感じがしています。
新しく生まれた自分を大切に育てていきます。
コンサートに参加出来ましたことを心からありがとうございます。

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