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原爆忌


74回目の広島原爆忌。実父は爆心地すぐ近くの市電の中で被爆、傍の兵卒が立ったまま死んでいたと語っていた。たぶんほんとうのこととは思うが、それでよく助かったものだ。ただ、夏になると顔に醜いケロイドが出るので、実父の顔を見るのを避けるようになった。家の中で下宿人のように暮らす、その人のことが、どうしても「家族」の一員にならなかった。顔がそっくりなので、余計に妙な気分だった。ただ、原爆のことは、実父の実在と重なり、わが身に受けた火傷になり、「核」の問題が重くのしかかってしまった。原発反対運動にもかかわり、高浜の海岸に臨海学校で行くことに反対し、関電前のデモに参加し、広島平和大行進に行き、慰霊碑の前でビラをまいたりした。そして、福島第一原電の事故で、改めて放射能の脅威に言葉をなくした。原発路線を維持しようとする政府に失望した。「核撤廃」ではなく、「核無用」論のいだきしん先生の考えが救いになった。核のことを研究し、放射能について知恵が深まることには賛成である。なぜなら、そういう技能と研究がこれからの社会で欠かせないものだから。核廃棄物の処理や「建屋」の撤去など、専門的能力の持ち主がいないと、進むことはないだろう。「平和利用」なんて、言葉の文だと思う。イランも、北朝鮮も、核武装の道を歩まないでほしい。戦争以外の解決策を考えたいもの。

今日の「一言主の神」への願い
憲法9条にあるように、戦争と武力の行使は「国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」べきだと思う。「戦争」だけはしない知恵と覚悟がほしい。

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三鷹市公会堂 光のホールにて
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