内面

２５日より発熱し、熱が引かずに本日まで伏せってしまい、ライブ配信にての拝聴となりました。第一部では、何度も自分でも言葉にしていた「内面」が、ふとどこにあるのだろうと考えてしまいました。胸の内、胸の奥、お腹の底など、その辺りに意識して内面をとらえていたのですが、本日はこの問いが浮かびました。頭ではない、内臓だけでもない、と考えるうちに、物質としての人間は筋肉と水と脂の塊でしかなく、では、そこに何故「自分」として生きているのかは、やはり内面があるからと至ります。そして、内面こそが生きる中心と演奏から滲み伝わりました。私の言葉では「心」となりますが、生きる上での健康は「心」だと改めてわからせて頂きました。また第二部では、メッセージの言葉を正確に覚えておりませんが、全身投与の愛という意味合いにおいては、何か恐れを抱く感がありました。経験上、突然失われることへの恐怖心もありますが、何か自分がなくなるような恐怖心もあるように感じます。そして、コンサートが終わり、暫くして、関西弁で「自分は一体、何ぼのもの？」と自問自答しました。外に向かっては過小評価し、内に向かっては過大評価していることに気づきました。中和して「０」とならないかと考えましたが、恐怖心とともに、本日のコンサートにて解決されているかもしれないと勝手ながら捉えております。月に何度かベビーシッターをしておりますが、また道行く人にでも、私が習得したことを伝えられる、また、伝わる自分でありたいと感じます。
誠にありがとうございます。

田嶋利江子