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光の道、塩土老翁と列島縦断


一昨日の朝、九州・福岡空港を飛び立つと直ぐに、それはそれは素晴らしい青々と輝く九州山地の山々が目を惹きつけました。高千穂、阿蘇、由布岳がゆったりと構える姿から九州の神々の里を堪能しました。地上を眺めていてふっと浮かんだのは塩土老翁でした。天照大神の命を受けて天下った瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に高千穂の国を奉ったり、神武天皇を東へ案内したなど数々の伝承のある「塩じい」です。
この日は目を機内に戻す間も無いほどに九州、山口、瀬戸内海、四国・・と次々と目を奪われるほどに美しい自然が連なっていました。日本の自然はこんなに光り輝いているのだとあらためて感嘆し、目に見えない いだきしん先生のいのちのはたらきを目の当たりにする光景に感謝の気持ちが溢れ出ます。

そして謎の饒速日命を想起する大和の国々、ここにも塩土老翁の姿があったということですが、我が故郷も機上から通過し、愛知、関東を通り約2時間後に仙台空港に降り立ちました。塩じいはこの宮城県の塩竈神社に祀られていることを東日本大震災の復興を語る会で いだきしん先生から聞いた頃から東北の未来を考える際にはその存在が常にあります。「死について」の中でどういう繋がりか?先生のお話から男と女は一体化するのではない、むしろ男と女の関係性は電気のようなものだとお聞きした三鷹で受けた「ジェンダーを巡って」のことが浮かびました。「自分で答えを出してから」と思っていたのですが、直ぐに聞きたくなりました。先生から「磁場とエネルギー」のお答えをお聞きし、女性が「地上」とも知り、女と男の関係性の謎を紐解く大きなヒントをいただきました。実際の地上、日本列島を雲の上からずっと眺めていた2時間は「美しい国」との表現がぴったりなそれはそれは見事に光った島々でした。男は女性性をわかり、真の愛がエネルギーとなって女性や子ども、お年寄りのために活動する生き物と腑に落ちました。浦島太郎になった「塩じい」の喜ぶ顔が見えるようでした。

心、精神、魂はもちろん、身体が合うことが「何か」が起こる要ということはわかってきていましたが、先生のお話は空海の真言密教にも及びました。いだきしん先生に出会えた初期の頃は空海が いだきの真髄を秘めていると確信していたことから、様々なことが一気に自分の中で繋がり始め、先生との対話から塩じいと伊達政宗の結びつきがググッと迫ってきました。400年前、慶長大地震で津波に見舞われ田畑が塩害で困り果てていたにも関わらず、政宗がさらに塩田を開発することで災害からの危機を乗り越えた謎が解けるようでした。

先生が命懸けで探求されてきたことを惜しげも無く明かしてくださる最近は、人間にとって最も大切なことであるのに歴史の中で秘めらてきた男と女、神と人間の関係性が身の裡でわかりはじめ、自然も人も最もやさしい地上の一つである東北の地の災害を超えた国づくりを実践する可能性を見ました。月に一度仙台、盛岡を訪ねる度にどこのお店やホテルでも、また道端で道を尋ねる時に出会う方々、女性はもちろんですが男性もやさしい人が多くてびっくりで、東北の皆さんの人柄に芯から魅せられます。九州の女性も逞しくてやさしいですが、球磨川より南にある地域は別格です、熊襲の地の皆さんです、東北と同じく男性もやさしいです。DXが爆発的に機能するのはこの人間のやさしさ、愛が必須と確信しています。塩じいが九州から連れ添ってくれて列島を縦断し、東北に至る地上の光の道が内面で繋がるはじまりの日となりました。いつも尊い経験の場をありがとうございます。

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