KEIKO KOMA Webサロン

元気に明るく


私は一体何に対して、神経をすり減らしているのかと問いたくなるほど疲弊していました。応用コースの会場まで吉祥寺からバスに乗りましたが、雨降りの暗い夜道は永遠に辿り着かないのではないかと感じる位に、重苦しく長い時間でした。行く前に骨折のレントゲン検査で病院に行ったばかりではない、疲労感がのしかかっていました。先生には申し訳ない思いでありながら、霞がかったような自分の状態をどうすることもできませんでした。ですが、突然霧が晴れるように視界が開かれ頭がクリアになり、ありがたい限りです。「ロングテール」の話から、スピリチュアルな世界になったとお聴きし、力が湧いてきます。また、「いのちの恵」「いのちが恵」のこともお聴きでき、あの日に深く心に響いた理由が分かりました。
講座が終ると、頭が整理されることにより漠然としていたものが見えてきます。講座の前に病院で形成外科の医師に言われた言葉が、とても気になっていました。「早い内にCT検査を受けて、その結果で治療方針を決める。」と言うのです。前回の医師からは「頬骨は治療のしようがない」と聞いていたのに、なぜ急にそんなことを言うのかと不安が募るばかりでした。何を聞いても今回初めて見る初老の医師は「検査結果次第」しか答えないので、とても不安となり不気味でした。何かに耐えられない思いで、翌朝また病院に向かいCT検査を受けました。一昨日とは違う医師が、「昨日に今日で、なぜ来たのか」と聞かれ、答える気力も失せました。結果は同じでした。治療はないのです。同じ医師ではないので、問い質すこともできません。自分の頬骨が今どうなっているのかと、改めて聞きました。悲しいくらい折れて、凹んでいる画像だけは確認できました。ショックだけが残りました。自分のレントゲン写真でありながら、三人の医師は自分たちの見解に基づいて三回とも見せてくれる場所が違うのはなぜなのでしょうか。医療とはそういうものなのでしょうか。三人の内二人の医師の見解が同じだったので、結局治療のしようがないことは最初の見解に戻りました。病院に通いながら、医師の言葉に振り回された結果となりました。先生がずっと話して下さる医療現場のことが、この度もよく分かる経験です。日替わりで担当医が違うことも、無責任を生むと感じます。患者という弱い立場の方が医師に対して、一体何を信じればいいのかと疑心案鬼になったら医療すら受けられなくなる今の社会を見ました。先生にお会いし、いだき講座を受けているからこそ気づき、考えさせられることが、ますます多い日々です。そうでありながら、「おいしいものは、体にいいもの」と明るく仰った先生の言葉が蘇り、元気に明るく生きていくのが心の支えであり希望です。

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びわ湖ホールにて
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美しい5月の風
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高麗ギャラリーカフェにて