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一瞬を共にする


今日の三鷹ピアノコンサートは、自ずと正対する気持ちで座っていました。そして、いだきしん先生の音は、一瞬一瞬の音が一音一音すべて自分の身に付くようでした。

第1部『あたま』
一音を聴いて、不思議と緑輝く森の中で一頭の鹿がこちらに目を背けずじっと見つめている光景が浮かびました。深い澄んだ森の中にいるようでした。
半ば、空間から迷走している頭を感じました。しだいに煌めく光から落ち着きを感じ始め、安堵しました。
今日はいだきしん先生の、生命あり交流する瞬間瞬間のピアノ演奏に、じっと見とれていました。“ どうしてこんなに美しい音を響かせられるのだろう。。。 ” と今更ながら先生の生き方に感嘆するばかりでした。そして 、“ 師を見て学ぶ ” と、私の頭はそうはたらくのでした。
第2部『愛がわからなくて、あたまがはたらくのでしょうか』
“ これよりない ! ” と感じる強く美しい愛でした。
エチオピアコンサートのいだきしん先生の趣意書「人、自然と一体化、体内との交流を通して互いに変化、成長し育まれる人類共通の愛、健康。」という言葉がよみがえります。互いに変化、成長していくのだということがよく分かりました。
アンコールは、いのち躍動し、さらに元気になりました。

いだきしん先生、高麗さん、
本日の三鷹光のホールのピアノコンサートをありがとうございます。

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弘前れんが倉庫美術館にて