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胸のうちの慟哭


三鷹光のホールコンサート、第1部がはじまるほんの少し前、右の目がおかしい事に気づきました。
今までに2回経験したこの目の症状は、光りが屈折して波状になって見えることが過去2回ありました。
すぐに治るので普段はまったく忘れていて気にも留めていませんでしたが、コンサート直前に起こったことが気になりながら演奏をお聴きしました。
ずっと右目の波状の光りの屈折のようなものが端に見えるのが気になり、目を瞑っても見えていました。よほど目が疲れているのか、、でもある時からピタリと止み、目を気にせず演奏をお聴きできると、まるでアンコールからはじまったような一部の演奏にややもすると焦りながらも、躍動していく内面と、瞑っている目のなかには空間がどんどんワイドに横に広がっていきました。

2部では、懺悔という言葉が突然浮かび、しだいにヨーロッパの闇の歴史と重なっていきました。人間として生きて来れなかった闇の歴史が自分と重なっていきます。愛の音は地球の滝のように堂々と流れ空間を囲んでいきます。滝は地球の愛のエネルギーです。強いエネルギーは水となり、この世を浄化しています。涙を拭くのもはばかれ、身動きひとつできないまま涙がマスクのなかに溜まっていきます。
胸の内が感動と慟哭で震えているのは自分ひとりのことではなく、人間になれなかった悲しみが押し寄せながら人間になるのを待ち望んでいる慟哭のようでした。

明日もコンサートがあることに感謝いたします。

三鷹光のホールコンサートをありがとうございます。
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三鷹市芸術文化センター風のホールにて
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高麗恵子ギャラリーにて
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この階段を降りて