ありがとうございます。

京都でのコンサートがはじまる前に、先生がロビーの物販ブースにいらっしゃり、高麗さんが仕入れてくださったロイヤルハニーが稀なる蜂蜜であることをお話しして下さいました。「きょうこさんに、いいょ。」と今入院している姉の名前を先生のお声でおききしました。父母や兄弟や従兄弟が姉を呼ぶ声ではなく、私のしらなかった新しい姉がそこにあらわれて、胸のうちから涙があふれました。先生の瞳の奥に、先生の空間に姉がいることを感じました。いのちが安心してやさしくいられる先生のところは、あとから、みんなのいのちがいられるところなのだと感じ、コンサートは大爆発がおこり、空間が破れ圧倒的な存在が空間全部になってしまいました。同時に自分のへんなことも自覚します。尊い一回一回のコンサートの機会を、本当にありがとうございます。