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「意外なこと」


「一方でコミュニケーションの喜びとは、自分だけではなく相手の感情に変化が起きることの実感があります。 過去の学習を言語処理するだけのAIにその役目は果たせない。常に意外なことを言い続けるのが人間です。」

(平野敬一郎、「未来のデザイン」朝日新聞1/6)

こんな記事があったので、今日、高校2年生の3学期最初の授業で、「何か意外なこと書いてみてください。」という課題を出し、授業の導入にした。単に希望を語ることではなく、自分でも意外なことを口にしてみるのが大事だと思ったから。(最近の学校は、意外なことや余計なことは言えなくなっているようだし、意外だけれど本心が言えたらと思って。)

どうせ真面目にはやらないと思っていたが、みんなちゃんと書いて出したのには少し驚き、やはりこういう授業も必要だと思った。単に本音を書き出す(遊びたいとか、勉強したくないとか……)ものも多かったが、もしかしたら、「本音」や「希望」が「意外」になっているのかも。それはそれで問題だ。ともあれ、いくつか紹介したい。

*先生が死ぬほど嫌いです。(ウソ)

*I love me.

*実は僕は女の子だ。

*数学を勉強しても意味がない。大学に行く必要もない。

*もうゲームを止めて、必死に勉強します。

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