KEIKO KOMA Webサロン

先手


宮城県 山元町・結工房の二周年。立席の方も居るほど盛況の中、高麗さん、そして サプライズで いだきしん先生の御話が伺え、そこに集う人々も魂も祝い歓喜する1日でした。ビデオ講演会のカメラの前に、実質初めて 先生単独で話された開口の御一言は、この日初めて座られた旨の御言葉でした。厨房で この日のお客さん一人一人全て 先生がコーヒーを淹れてくださったことありがたく、涙よりありませんでした。そして神戸で被災された時から東日本の震災、結工房 建立に至る実話を語ってくださり、自分はこの日 御話を伺う意味を新たに考え 行動する原動力をいただきました。その余韻残る内、盛岡へ移動し翌日、語る会、応用コースへ。
3人の御身内を介護されている受講生の方のご質問に、いだきしん先生は一言、ただ寄り添うことと。自分も 危篤~生還を長年繰り返してきた叔母を介護していた時、寄り添い一緒に在ること と先生からお伝えいただき、その御言葉が自らを失わない唯一の支えでした。ましてや質問者の方は3人の方を同時に介護され 日々重なる御徒労は想像つかない程と感じます。先生の御言葉一つ一つが輝く光明の如く会場中に広がり、自分の身にも沁みていきました。皆の限界突破するためにここに来た、と仰る声が今も響きます。
その後の、速く行動し先手必勝する 先生の御話には心躍動し笑い止まらず、特に 24時間稽古の御話の時には、まるで映画の中にすっぽり入り老境の達人剣客・秋山小兵衛と共にいるようでした。年を経るほど無駄なく力抜け、迅速に動き常に絶妙な間合いで勝っていく。日本人の元来持つ文化の素晴らしさと 具体的な動くポイントを教えていただき、0.5秒、相手より速く動くことの必然は 音楽の起点、タイミングをLIVE時やレコーディングで追究してきた自分には よくよく解る事項でした。これから日々の行動、生き方に必須であるたくさんの御話を伺える幸運に感謝し、本日も心新たに東北センターへ向かいます。真にありがとうございます。
岩村ゆかり

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NPO高麗 東北センターにて
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本日ビデオ講演会 スカイロケットセンターにて
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府中の森芸術劇場ウィーンホールにて