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礎がしっかりしていれば滅ぶことはない。イラン・ペルセポリスの遺跡に 高麗さんが初めていらした時 聴かれた、ペルセポリスを建造したペルシャ王の言葉。1月11日 三鷹・高句麗伝説の本編終盤、世界中の神々がここに一つに在ることを告げられた直後 この御言葉が語られました。この時 いだきしん先生の地鳴りの如く深い音は、宇宙の大きな扉を開け 眩い光差し込む響きでした。礎とは2000年以上 脈々と受け継がれた精神の礎。志高き人間と神々が一つになり造りあげた礎の下、今、存在と繋がり新しく生きる人が眼の前に顕れ、滅びぬ事実と揺るがぬ魂を語られている。古と今とが一同に会し 未来に向かう時。安堵と悦びで 深く息を吸い込み、最後にどっと涙こぼれました。いだきしん先生の クラリネットのふくよかな音色に 高句麗の父、そして高麗様の御父様の大きさを感じ、五女山の上を飛翔する鳥 現すようなソプラノサックスが、今も空遠く胸の奥に聴こえています。この世の何処にもない豊かな経験をいただき 感謝し尽くせないです。真にありがとうございます。
岩村ゆかり

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